春の渡り前半が好調すぎて、後半は後が続かず、もぬけの殻とまでは言わないが、比較的静かな日々が続いている
4月27日からメボ林にてキビタキ爆音ちゃんが再来、鳥影なくさびしい日にも助けられている
爆音ちゃんとは
毎年いまの時期(春の渡り後半)になると、大きな声で1日中囀り続ける個体が特にメボ林辺りに長期滞在する

それは決まって第1回夏羽の若い個体(前年生まれ)で、鳴き声の研究者である野鳥の会ひょうごのK本さんによると、1日中連日鳴き続けることで囀りを完成させてゆくということで、成鳥の縄張り主張とはまた別の意味合いがあるらしい
チームKでは毎年のこういう個体を爆音ちゃんと呼んでいる

当然毎年別個体であるわけだが、毎年同じ名前の爆音ちゃんなのだ(笑)
それにしても、なぜ毎年、前年生まれのキビタキがメボ林にやって来て鳴くのか

若いキビタキにとって、渡りのルートになっていることと、よっぽど鳴きやすい、練習場には持って来いの林なのだろうか
(4月28日8時25分 メボ林にて撮影)
声が枯れるんじゃないかと心配になるほど終日ひたすら鳴き続ける
(5月2日10時9分 メボ林にて撮影)
4月30日にはコシアカツバメが飛んでいるのをYーちゃんが発見し、私も瞬間だったが見ることができた

コシアカツバメは武庫川沿いでは繁殖しているが、昆陽池公園には時々数羽が飛ぶのを運良く見られるかどうかというところ
5月2日夜のこと、なおパパさんが早朝にオニバスで撮影した写真が送られてきて、な、な、なんと

ノジコ

春の渡り後半に皆が狙っていた種を、あっさりと、かっさらってゆかれ、うらやましいを通り越して、笑えてしまった

なんで、その時言ってくれない(笑)
最近のなおパパさんのご活躍はめざましく、出勤前と帰宅前に毎日こつこつと歩かれている努力の賜でボードゆき写真は3枚もと、ファンキーズだいちゃんと同率タイ
5月5日の朝調時には、エゾ林にて池側からエゾベンチ上にトケンが飛ぶのをYーちゃんと私が見た

大きかったことからカッコウと判断した
チームK2022年 年間観察鳥種→こちら
108種目 4月30日コシアカツバメ
109種目 5月2日 ノジコ
110種目 5月5日 カッコウ
Canon EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

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