出版社の社長と打ち合わせ。
文字校正をいただく。
文章のほうは、小学生のときから苦手だったので、きっと意味不明の箇所がいっぱいあっただろう。
だが意外に、内容についてはほぼ大丈夫で、細かな漢字の指摘がほとんどだった。
「漢字については辞書引いてください」
そうですね!
たとえば、「何才」の才という字。
「才」なのか、「歳」なのか…。
そして、「ぼく」なのか、「僕」なのか…。
「一匹」なのか、「1匹」なのか…。
「ひとり」なのか、「一人」なのか、「独り」なのか…。
私はけっこう気ままにばらばらに使っていたりするので、始末が悪い。
ま、それは帰って再考するとして…。
表紙案が2案できていた。
「ステキ!」
やっぱり専門家は違うなあ。
なんだか、自分の絵がよく見える。
いよいよ本らしくなってきた。
ルンルンします♪
それと本の帯。
これで売れる場合もあるそうなので、おろそかにできない。
これはまだ何もできていない。
「ちょっと考えてきます」
そして、大事な制作費。
「これだけかかるけれど…、これでいいです」
「え? なぜですか? これでは?」
「それなら何も言うことはありません。それに…、これでいいです」
私に余裕がないことをご存知なので、なるべく安くしてくださる。
ああ、なんとありがたい!
でも、制作費ってこんなふうに決まるのか。
なんか、もっと動かしがたい数字があるのかと思っていた。
再色校の打ち合わせの日取りを決める。

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