ヒゲです。
電撃のおまけ本に載ってた豆知識で
「聖剣エクスカリバーの名前の由来は『EX・カリバー』」と知って
アーサー王の中学生みたいなネーミングセンスに絶望しそうになりました。
今回はだいぶ前に行ったリアルTRPGの話をちょこっと。
TRPGが何かというのは知らない人には説明しづらいんですが
略さないで言うと
「テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」、
要するに「自分の作成したキャラクターになりきって演技する遊び」?
演技だけだと寒い学芸会みたいですが、
もちろんロールプレイング「ゲーム」なんですから、ちゃんと遊ぶためのルールがありますし
ゲームっぽくバトルもあります。
テーブルトークでの戦闘には、ダイスを複数使用します。
ルールによっては、結構沢山使います。

(エル侍君から頂いたダイス画像。サンクス!)
↑最近のダイスは白だけじゃなくて透明だったり綺麗な色だったりで
おしゃれなものが多いですね。なんかインテリアになりそうな感じ。
しかもTRPG好きは結構何個もダイス持ってて面白い。
6面ダイスだけじゃなく、8面ダイスとか10面ダイスとか100面ダイスとかありますよ。
ざっくり説明しますと、GM(ゲームマスター)がシナリオを作成し、プレイヤーたちを導いて行きます。ルールの判定なんかもGMが決めます。
(FF11のGMは調停者っぽいですが、TRPGのGMは神様兼
処理係に近いです)
で、まあ仮にダンジョンで敵と遭遇したとして、
すぐさまエンカウント>戦闘!と言う訳ではなく、
まずは敵の気配に気づくかどうかを判定します。ダイスで。
GMに
「2D6振ってねー」みたいな事を言われる訳です。
ちなみに2D6とは、「6面ダイスを2個振った合計値」のことです。
GMはこっそり「誰かが8以上の合計値が出たら、敵に気づかれず不意打ち可能」と決めてたりします。
A「(コロン)あー7だ」
B「(コロン)6でしたー」
C「(コロン)4・・・」
D「(コロン)うはwwwww1ゾロwwwwww」
(※ダイス目は多ければ多い方が良い。つまり6・6は最高、1・1だと最低)
残念ですがこのPTは不意打ち判定に失敗しました^^^^^^^^^
GM「・・・・えー、君たちが通路の角を曲がると、スケルトン3体とばったり鉢合わせしてしまいました」
まあこんな感じでやっと戦闘が始まる訳ですね。
キャラクターたちの能力値と敵の能力値は決められていて、
一番敏捷値が高いキャラから行動開始となります。
-----------------------------------------
1)攻撃が当たるかどうか・敵が交わすかどうかの判定
2)当たり判定がOKの場合、ダメージ値の判定
3)敵の防御判定
4)ダメージ算出
-----------------------------------------
これでやっとプレイヤー1人分の戦闘が終了です。
PTが5人いたら、これを5回繰り返す訳ですね。大変ですね。
しかもヤリっぱなしじゃなくて敵も攻撃してきますからね。面倒ですね。
こんなのを全部手作業で黙々と計算していく訳ですよ。
うっは今考えるとスゴイ家内制手工業だな、TRPGって。まあコレが楽しかったりもするんですが。
さて、すげえ長い前置きでしたが(ここまで前置きです)
今回のTRPGは別鯖メンツで行いまして、キャラクターはほぼFF11の自キャラで作成しています。
(倉庫なども駆使)
なので元々操りやすい訳ですし、FFで普段遊んでいるから演技らしいこともさほど無理なく出来る訳です。
今回は黒先輩とゴルゴ先輩がそれぞれシナリオを作成してくれて、ダブルGM・シナリオ2本という豪勢っぷり。
黒先輩のシナリオは、みんながルールに慣れるためのチュートリアル的なダンジョンもので、
ゴルゴ先輩のシナリオは、情報戦をメインにした、ちょいと手の込んでるシナリオでした。
どっちも面白かったよ!
そういう背景をふまえてですが
ゴルゴ先輩のシナリオが佳境にさしかかり、ラスボス戦となったわけですよ。
メンツはこんなイメージです(FF風に直してみた)
戦/侍:エル侍君(どこまでもSAMURAI)
戦/白:食欲君(疑似ナイト)
黒/召:白エル嬢(超アタッカー)
黒/詩:タルッコ(バラードうめぇwwww)
白/白:黒先輩(とにかく回復)
シ/狩:ワシ(カチャターン)
いやFFで考えたらトンデモナイ気がするけど、今回のゲームルールではこれがスタンダードなんだよ!ホント!
ラスボス戦ともなると、各キャラのアビリティ総出の猛攻撃です!
そのぐらいやらないと死んじゃうからね!!
たとえるならばBF戦で一気に
「ためる×8>気孔弾>回避>集中>バーサク>百烈拳>イカロス使用>夢想阿修羅拳」
使うような感じで、出し惜しみすることなくアビリティを使う訳ですよ。
まあ、実際TRPGで戦闘時にアビリティを使えばどうなるかと言いますと、
1つアビリティを使用すると、攻撃判定の時に振るダイスが増える=つまり攻撃力UP!
これをガンガン重ね掛けすることによって、普段なら2個しか振れないダイスを
9個一気に振ったりするような大火力を得られる訳です。スゲーゼ!
さて、
またもや前置きになってしまいましたが(なげえ!)
今回のシナリオでは主役級の扱いだったエル侍君。
長時間プレイの末、ついに黒幕をつきとめた!
いよいよラスボスにトドメを刺そうと、もてるアビリティをすべてつぎ込んで
攻撃ダイスを9個に増やし、渾身の思いを込めて振ります!
-----みんなの祈りを込めて、今、侍の一撃が放たれる!!!!
「これで、勝つる・・・!!!」
ここで、冒頭のダイス写真を思い出して下さい。

↑結果。
「EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE」
エル侍君の絶叫が響いた後
「ちょwwwwwwおまwwwwこれはwwwww」
「1ですぎwwwwwwwwwwwww」
「ここまで1出るのは、ある意味神wwwwwwww」
「もう笑うしかないよね!!!!!!!」
「俺は今侍に絶望したwwwwwwwwww」
とりあえず、エル侍君がぎりぎりまで削ったラスボスを
ワシが「カチャ ;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン」でしとめさせて頂きました。
遠隔ウマー。
いやあエル侍君美味しかった。まさに今回の主役でしたwwwwww
TRPGの楽しみのささいな部分だけですが、紹介させて頂きました。
他にも色々と、TRPGでの楽しい部分は沢山アリマスヨ!
ワシはキャラ作成と、シティアドベンチャーぽくNPCに聞き込みするトコとかが結構好き。
あと罠感知好き。オズの落とし穴ドア開くぐらいのドキドキ感がたまらんです。

0