ツンデレ総理見習いと変態教育係の奮闘記☆ 《後編》  コラボ

ジャンル:テガミバチ(サンザジ)
内容:国会パロ
   おまけ微裏表現有(R-15)
諸注意:先日ので出来上がった妄想の産物
    そのメンバーでのリレー小説です
後編担当:小説→桜さん(俺の妹@神)
     挿絵→白雫さん(俺の妹@神)


前編はコチラ

「ザジ………。」
俯いたままの俺をサンダーランドはぎゅっと抱きしめる。
「好きだ。」
耳元で優しくささやかれて、もう頭の中が真っ白になった。
サンダーランドが…俺のこと好き……って…今…
「ザジの『好き』は私と同じかい?」
心臓がどきどきしてる。
身体が、サンダーランドに触れられてる所が熱い。
俺まだ夢見てんのかな……夢ってこんなに感覚リアルだったっけ?じゃあやっぱ
り現実……?
現状が理解できなくて訳が分からないまま、サンダーランドに応える。
「……あたり前だろっ…じゃなきゃ言わねーよっ……馬鹿」

どうしよう、俺絶対顔めちゃくちゃ赤い。

それを悟られたくなくてサンダーランドの胸に顔を埋めた。
必然的に奴の背中に腕を回す。

「ザジ、だからあまり煽らないでくれ…。」
サンダーランドの困った様な声が頭上から降ってくる。
俯いたままだったから表情は分からない。
「別にっ…煽ってねーし!!変態っ!」

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恥ずかしくて、サンダーランドの胸にぐりぐりと顔を押し当てた。そうしたら、
もう我慢がならないとでもいう様にサンダーランドは片手で俺の顔を無理矢理上
に向かせた。
「…………っ」
そっと唇同士が触れ合う。
サンダーランドのは想像してたよりもずっと柔らかくて温かい感触だった。
それに驚いて、びくっと肩を震わせると、サンダーランドは俺の頭を一撫でしてから唇を離した。
顔が遠ざかって、やっと表情に焦点が合う。

そこにあったのは、今まで一度も見たことが無いサンダーランドの顔。
鋭い視線が、子供の俺でも分かる位に色を含んでいて
そんな目で見つめられたら、逸らすことなんてできない。

「私だって男なんだから…いい加減服を着てくれないと理性が持たないんだ……。
それにそんなに可愛く甘えられたら誘われてるのかと勘違いしてしまう。」
「なっ…………」
反論なんて出て来ない程、サンダーランドは真面目な顔で話す。
嫌が応でもサンダーランドのことを大人の男だと意識せざるをえなくなった。

不覚にもドキっとしてしまう。

「だから、早くズボンを履いてくれ。」
そう言ってから、サンダーランドは見るのを必死に我慢するように俺の逆を向いてしまった。

その態度が何だかしゃくに障る。俺の事を何も知らない子供みたいに扱ってる感じがムカつく。
だから、今度は俺がめいいっぱい背伸びをしてサンダーランドの顔をこっちに向
かせた。

「嫌だ。履いてやんない。」
「……どうして」
「何で理性飛んじゃ駄目なんだ?」
「会話になってない…第一私はザジの教育係なんだよ。」
サンダーランドは諭すように笑った。確かに、俺は総理の見習い兼雑用係でサンダーランドは教育係。
ていうか、そもそも男同士だし。
でも、いきなり好きだって言って俺の身体を見てあんな顔しといて、そこでズボン履けは卑怯だと思う。

俺はだんだんムキになってしまった。

「じゃあさ…教えろよ、理性飛んだらどうなるのか。」
「は………?」
「俺の教育係だろ!教えろって言ってんの!!お前いっつも生物だの解剖だのしか教えてくんないからっ……た…たまにはいいだろ!」
「それ、本気で言ってるのか?」
サンダーランドの驚いた顔を見てしまった、と思った時にはもう遅かった。
俺、今、紛れも無く自分から誘っ…………

その瞬間、視界がくるりと回って次に映ったのは真っ白い天井と下から見上げたサンダーランドの姿。
「私はそんな誘い文句を教えた覚えは無いんだが?」
「誘っ…てねぇ……し」
「嘘だって顔に書いてる。」
先程の煮詰まったような態度はどこへ行ってしまったのか。
俺を押し倒しているこの解剖大好きな変態教育係は、一皮剥けばやっぱり違う意味でも変態だったみたいだ。
「そこまで言うなら、嫌って言っても教えてあげるよ。」
ほら、だって今凄く嬉しそう。
「…っ変態野郎!」

そのまま俺の言葉を阻むように、サンダーランドに深いキスをされる。
舌が絡んで、息が出来なくて、どんどん身体中が熱を持ってくる。
背中に当たっているベッドのシーツが妙にひんやりして、自分がどれだけその熱に浮かされているか嫌でも思い知らされた。

「…んっ………」
苦しくなってサンダーランドの胸を叩く。
その反応に満足したのか、俺の唇を一回舐めてからやっと解放してくれた。
「はぁ…はぁっ……」
「もう降参?」
「はっ……するわけねーだろ!」

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実際情けない事に俺は苦しくて涙目で、強がりなんて言える状態じゃなかったけど、サンダーランドは俺の姿を見て そうこなくちゃ、と口角を上げて笑った。

「まだ教える事はたくさんあるからね。」

そう言って
白衣を脱いでネクタイを緩めるサンダーランドに見とれてしまった事は悔しいから絶対言ってやらない。

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*あとがき*
というか感想ですw
桜さんさすが!
そして白雫さんグッジョブ!
絶妙なシーンの選び具合ですよwww
素敵でした!
スクロールでおまけ(R-15)です

管理人的企画反省会














《おまけ》

あれから時々サンダーランドに勉強以外のことをこっそり教えてもらうようになった。
まぁ嫌じゃないから別にいいけど……。
でもたまに、奴の本性が現れて
俺はその度に最悪な趣味に付き合わされる。

俺はどうやら間違えていたみたいだ。
サンダーランドは変態教育係じゃない。
ただの変態だった。



「サンダーランドっ……」
「何?」
その変態は飄々として俺の身体を楽しそうに見つめている。
その瞳は珍しい生物を見付けた時みたいに嬉々としていた。

ベッドヘッドにネクタイで拘束され、Yシャツ以外を全て取り払われた状態になって、俺はコイツに解剖される生物達の気持ちが少し分かった気がする。

「コレ取れって……」
「駄目だよ。取ったらザジは逃げるだろう?」

中途半端に触られた俺の身体はもう十分に反応していて、正直もう限界だった。
解放されない熱はむしろ苦痛で、追い詰められた俺の理性もそろそろ限界。
だってほんの少し前まで
サンダーランドは俺の身体をしつこい位に弄っていたんだ。
なのに急にそれを止めたと思ったら、俺の腕を拘束して挙句の果てに視姦し始めやがった!
いい加減にしろよこの変態…逃げたくなるに決まってんだろ!

「取ってくれよ………。」
「あ、そのお願いの仕方はいいな。」
会話が成り立ってないし…まぁそれはお互い様だけど。
「取って下さい……」
「んー……」
俺がしおらしくなってもサンダーランドはまだ拘束を解こうとはしない。
これ以上何を言えというのか。
ああ、くそ、ムカつく。
ムカつくからこの余裕こいてる変態を驚かせてやりたくなった。

「なぁ……ネクタイ解いてもどこにも行かないから、サンダーランドの側にいる
から。だから解けよ。」
案の定サンダーランドは目を見開いて固まってしまった。
よし、ざまあみろ。

得意げに笑ってやると、サンダーランドも困った様に笑って俺の上に覆いかぶさってきた。
降参したのか、ようやくネクタイの拘束を解く。

「前から思っていたんだが、君は誰にそういう台詞を教わったんだい?」
「……さぁな。」

「俺の前にいる変態の教育じゃねえの?」
「いや、私だったらもっと『サンダーが欲しい』とか」
「調子に乗んな。」
皮肉で言ってんだよ変態!
でも、無意識にやっと自由になった腕を
サンダーランドの首に回して引き寄せてしまった俺も
かなりこの変態に侵されてしまったのかもしれない。

お前の教育のせいだからな!
責任取れよ!
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タグ: 二次創作



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