2014/9/24
「若者 OR 老人?」
先日、スポーツクラブで、あるクラスのために並んでいました。
平日の昼間だったため、主婦や年配の方が多め。
私の前にズラッと並んでいるオバサマ達(オバアサマな方も)、賑やかにオシャベリをしています。
そして、そのスポーツクラブのスタジオ・プログラムの話になりました。
「まったく若者向けのプログラムが多くて嫌になっちゃうわよね〜! もっと中高年向けのプログラムを増やして欲しいわ!」と誰かが言うと、そうよね!本当にそうして欲しいわ!っていう声の嵐・・・
それを聞いて私はエッ!
面白いな、と思ったのでした。
なぜかというと、その前に、他の人たちが言っているのを聞いていたからです。
「ここは老人ホームかしら! 全く年寄り向けのやさしいプログラムばかりで嫌になっちゃうわ。スポーツ・クラブなんだから、もっと動ける運動になるプログラムを増やして欲しいわ!」
さて、事実と真実はどう違うか、ご存知ですか?
調べてみたら、色々な説明がありました。
その中でわかりやすいと思ったのは、これです。
事実とは客観的。真実とは主観的。
だから、事実は1つだけれど、真実は100人いたら100の真実がある。
さて、さきほどのスポーツ・クラブでの事件。
プログラムは1つだから、これは事実。
そして、それを若者向けと捉えるか老人向けと捉えるかで、そのプログラムのその人にとっての真実は違ってくる。
オ〜、まさしくその通り!(拍手)
身の回りの事件を振り返ると、この事実と真実の違いにより生み出される争い、葛藤って多いですね。
事実はあくまで一つだけれど、それをどう捉えるかはその人の主観、意識のフィルターを必ず通すという事だから、その人のありようで、全く違ってきます。
例えば、この同じスポーツ・クラブで知り合いになった女性、もうお孫さんもいて、多分60代後半。
とても元気で溌剌としていて、その方はこうおっしゃいます。
「ここの平日昼間のプログラムは年寄り向けばっかりでつまらないから、私は平日の夜と週末に来るの。」
さきほどのオバサマ方と年齢的にはあまり違わないと思われます。
本当に、その人のありよう、の違いですね。
事実はこれだ!
じゃなくて、
その人にとっての真実は何だろう?と自問する事。
そうする事で、ずっと、滑らかに優しく、毎日の生活を送れるな、と思ったのでした。
そして、もう一つ大事なのは、自分にとっての真実は何か?と観ること。
それによって、自分のありようが観えてくるから。
私がそこのプログラムをどう思っているかは・・・
内緒です。

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投稿者:ふみちょん
そ〜なんですよね〜^^
親子・兄弟でも全く違う!!(ここ肉親だと思うから余計に色々と感情も絡んだりして...)
起きてるコト(事実)は一つなんだけど、それぞれに違う捉え方(真実)をしてた..ってコトが沢山出て来ます。
つまり、彼らとも生まれた時からずっと違う人生を歩んで来てるんだなーと。
そう考えると、意外といろんなコトを感情に流されず
「あぁ、この人はこんな風にあの景色(出来事)を見て、感じていたんだなぁ〜」なんて新しい発見も出来、その人主演の人生物語も垣間みれて楽しい(あっ!また、家政婦は見たっ!!になっちゃた。笑)ちょっと、優しい気持ちにもあれちゃったりする。いいコトいっぱいです♡