http://s02.megalodon.jp/2008-1119-2354-00/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000054-mai-soci
明日のオフ会に備え、T家のショコラを預かり、午後11時半過ぎに帰宅、新聞を読んでいると、とても気になる記事が。
早速、検索し、魚拓! そして、ミクシーニュースを見ると、誰もこの件に関し、日記を書いていなかった。
*****************************************************************
18日は厚生省事務次官の殺人事件が起き、テロかとも言われている。
また19日は麻生首相がまたも失言!
即席ラーメン一杯400円発言にも驚いたが、金持ちのボンボンが政治家になったので、この人だったら、この程度の事は言うだろうと思っていたが、この発言には正直言って、あきれた。
首相「常識欠けた医者が多い」
http://s01.megalodon.jp/2008-1120-0039-31/dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/doctor_shortage/
この程度の人が首相になっている今の政治は、とても厳しいものがあると感じています。
第二次補正予算を出し、民意を問うために総選挙をすべきだと思います。
***************************************************************
話を本題に戻します。
ニュースによると、この足立監禁殺人事件の警察に対する損害賠償裁判で警視庁側は「両親らの緊張感に欠けた態度で危険を認識できなかった」と主張しているが、裁判の常とはいえ、自己正当化するために、まさに「情けない言い訳」をしている。
数日前の日記に書いたように、神奈川県警が、あのような指導を暴力だとして立件、検察も刑事告訴し、かたや一方、警視庁は自分たちの怠慢を認めず、「両親らの緊張感に欠けた態度」と主張する。
こういうことを警察、検察が主張するならば、社会正義などありえない。
何回か、日記に書かせて頂いたが、私が俗にいう進学校から今の定時制高校に転勤した2001年4月に書いた文を掲載します。
「いかがわしい時代」
作曲家の團伊玖磨さんが、こんな言葉を残しています。「私の心は戦前の暗かった時が、戦時中の過酷な時が、戦後の飢餓の時が、現在のいかがわしい時が流れるさまを、作曲室の窓から見て来ました。」「いかがわしい?」「そうでしょう。これほどいかがわしい時代はありません。下等な文化やごまかしが横行しているのに、だれも平気で見過ごしている。「まだ大丈夫と」と言っている間に、日本人という民族は消えてしまうのではないか。」
最近の学校をみていると、団さんの言うとおりだと感じるのです。敬語や謙譲語が日本語にあるのかと思うような言葉遣いが横行し、また食べながら歩き、階段、廊下に座り込み、お弁当まで食べる生徒がいます。その点では、学校間格差などありません。
私は定時制高校に勤務になりましたが、朝早くから働き、勉学し、部活動にも参加しているポルトガル語を母国語とする日系二世の言葉遣いに、思いやりや優しさを含んだ日本語の美しさを再認識しました。
「英語学科の君達にとって一番大切なことは、英語を通して、日本語の美しさを学ぶことである。」という大学の恩師の言葉が、今でも忘れられません。
○○高校での経験は、私の教育観にいろんな意味で影響を与えてくれましたが、現在の学校教育は、決して良い方向に向かっているとは思いません。
文化や人の価値観、社会正義を作るのは教育です。こんな「いかがわしい時代の日本」に、今必要なのは、使命感を持った若い教員です。
○○生の皆さん、こんなに難しく、こんなに楽しい職業にぜひ「チャレンジ」して下さい。
足立監禁殺人事件の被害者の親族に、早く少しでも安らぎの時が来ることを祈ります。

0