私は週1回、月曜日、4時間、カウンセリングルームにいて、生徒達からの相談を受けます。
その部屋は保健室のとなりにあり、私が居るときは、相談の生徒がいない限り、ドアを開けておきます。
一昨日、部屋にいるとある女の子が養護の先生に悩みを打ち明けていました。
部屋から聞こえる話はとても重苦しい物でした。
我々の現場では、そんなことが現実にあるの、許されるの?と言われるような経験をした生徒達がいます。
その生徒達の悩み、悲しみ、苦しみを最前線で受け止める養護教諭の仕事は、精神的にも肉体的にも過酷です。
「どんなに苦しいときも君は笑っているから、挫けそうになりかけても、がんばれる気がしたよ。」
この歌詞、とても好きです。
ハーバード大学医学部教授・アンドルーワイルさんが、書かれた「癒す心、治る力」につぎのような一節があります。
「その病気を治す最良の薬は、その病気から立ち直った人の話を聞くことだ。」
この本を読んで、一番心に残った一節なのです。
「とてもつらい経験をした君は、同じようなつらい思いをしている人を助けることができるんだよ。そして、それは、君にしかできないことだ。」と相談に来た生徒に言うことがあります。
「君をひどい目にあわせたお父さんやお母さんを君は憎んでいるかもしれない。しかし、憎しみや怒りからは愛はうまれないよ。」
こんな事を言わざるを得ないこともあります・・・・。
森山直太朗さん
さくら独唱
http://jp.youtube.com/watch?v=gD5HER0xRlg
歌まっぷ
http://www.utamap.com/showtop.php?surl=A00063
直太朗さんと宮城県第三女子高等学校の生徒さん達の素敵な微笑みを見つけました。
http://jp.youtube.com/watch?v=CG90UYrAwaY
すばらしい歌声です。

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