ここ数年、年末に体調を崩す事が多く、発表出来ていなかった年間ベスト、今年は無事にまとめる事が出来た。
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●ALBUM
THE STRANGLERS / DARK MATTERS
昨年死去したデイヴ・グリーンフィールドの演奏を含む最新アルバム。
恐らく当初は昨年リリースする予定だったのだろうが、時期が遅れても発売してくれて良かったと思う。が、これをベストとして良いのか、という思いも有る。
日本盤には日本語のタイトルが印刷されている独自ジャケットで、日本盤のみのボーナス・トラックを含む。
●SINGLE
中島美嘉 / SYMPHONIA
今年は良いシングルが多かった、という印象が強い。例えば、
「乃木坂46/僕は僕を好きになる」や、
「熊田茜音/まほうのかぜ」、
「結城アイラ/Blessing」は、本当に良い曲だと思った。
が、この「SYMPHONIA」のドラマティックな構成・展開には完全にやられた。
作詞・作曲・編曲、そしてプロデュースを行っているのはrionosという女性アーティストだが、物凄い才能だと思う。
●VIDEO
カルメン・マキ&OZ / 45TH ANNIVERSARY AND "THE LAST TOUR" 2019
この時のツアーは名古屋公演を最前列中央で観る事が出来たので、このチッタでのライヴには行かなかったのだが、こうして映像が残った事に感謝。
今年のライヴには行けなかったのが残念である。
これ以外だと、
「高中正義/虹伝説BOX」での1981年の武道館公演のブルーレイ化は本当に嬉しかったが、画質はかなり厳しい。しかし、人間業とは思えぬ超絶プレイが凄まじい。
●RE-ISSUE (再発)
ジャックス / 2ND JACKS SHOW, JUL. 24, 1968
2003年の米国製?コピー盤以来久々に聴いたが、1968年の会場録音でこの音質は驚異。尚、明らかにコピー盤より音が良いのが判る。
amazonのカスタマー・レヴューでオリジナルとの違いを詳しく解説されている方が居て、非常に参考になる。
●BURIED TREASURE (発掘)
休みの国 / CONCERT 1975
まさかこのライヴをほぼ全長版で聴く事が出来る日が来ようとは、思ってもみなかった。
以前自主制作されたレコードにはこの公演から6曲が収録されていたが、ここには16曲が収録されている。尚、内ラスト2曲は会場録音との事だが、音質は非常に良く、サウンドボード部分から切り替わっても殆ど違和感が無い。
●BOOTLEG
KING CRIMSON / ASAKUSA 1981 2ND NIGHT: DEFINITIVE MASTER
1981年12月15日、浅草国際劇場にて収録された物だが、今までリリースされて来た同年の日本公演の録音では、これが最も音が良いと思われる。冒頭〜"Discipline"はそこまで良いとは思えないが、"Thela Hun Ginjeet"の途中から音が急激に良くなる。
トニー・レヴィンのスティックの音が潰れる事無くキチンと捉えられているのも特筆事項。
●ANIMATION
「見える子ちゃん」
先日投稿した通り、最近はテレビで放送されたアニメのブルーレイを余り買っていないのだが、これは購入した。雨宮さんの声の当て方もなかなか良い。

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