エンド・オブ・ジ・イノセント・エイジ
2020/5/11 | 投稿者: komori
こんなタイミングではありますが、引っ越しをしました。
12年もの年月暮らした西荻窪という街に、別れを告げた。
5月から、新しい街での暮らしをはじめた。都内での引っ越しで、然程以前から離れた場所でもないのだが、今まであまり縁のなかった沿線、街で暮らしはじめ、不思議と毎日が上京したての大学生の頃のような、フレッシュな気持ちで目が覚める。
特に、どこへも行けない現状ではあるのだが。
4月中は旧住所の片付けに追われていた。10年以上の年月、溜めに溜め込んだ「物」を、断捨離し続けた。
掃除中ずっと心の中で、壊れかけのテープレコーダーズの新しいアルバムのタイトルである『End of the Innocent Age』ということばを、呪文のように自らに唱え、言い聞かせ続けた。
時に私達は、それまですがっていた大切にしてきたものに、さよならを告げなければいけない、そんな瞬間が、きっと訪れる。
無邪気過ぎた、時代の終わり。
話が飛躍するが、もしかするとこの2020年代とは、私達にとって、そういう時代なのかもしれない。
引っ越しが落着き、完成品が届いた『Eod of the Innocent Age』を聴いた。素晴らしいアルバムが出来た、と思った。
この作品を2020年に発表出来ることを、誇らしく、思う。
ライブの現場では会えない日が続くけれど、
私達は、この音盤の中に、生きています。
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12年もの年月暮らした西荻窪という街に、別れを告げた。
5月から、新しい街での暮らしをはじめた。都内での引っ越しで、然程以前から離れた場所でもないのだが、今まであまり縁のなかった沿線、街で暮らしはじめ、不思議と毎日が上京したての大学生の頃のような、フレッシュな気持ちで目が覚める。
特に、どこへも行けない現状ではあるのだが。
4月中は旧住所の片付けに追われていた。10年以上の年月、溜めに溜め込んだ「物」を、断捨離し続けた。
掃除中ずっと心の中で、壊れかけのテープレコーダーズの新しいアルバムのタイトルである『End of the Innocent Age』ということばを、呪文のように自らに唱え、言い聞かせ続けた。
時に私達は、それまですがっていた大切にしてきたものに、さよならを告げなければいけない、そんな瞬間が、きっと訪れる。
無邪気過ぎた、時代の終わり。
話が飛躍するが、もしかするとこの2020年代とは、私達にとって、そういう時代なのかもしれない。
引っ越しが落着き、完成品が届いた『Eod of the Innocent Age』を聴いた。素晴らしいアルバムが出来た、と思った。
この作品を2020年に発表出来ることを、誇らしく、思う。
ライブの現場では会えない日が続くけれど、
私達は、この音盤の中に、生きています。
