線引き
2020/4/15 | 投稿者: komori
自らのライフワークであるライヴ活動が失われ、ライヴハウスにも、またディスクユニオンにも出向けない日々を過ごす。
私は見ての通り音楽だけを生業としてるわけではなく、ごく普通に仕事をしている人間である。
日々の仕事は、ライフラインの一環に含まれる業種と判断されているのかどうなのかはよく分かりませんが、今のところ通常運行で日々の勤務を継続している。果たしてそれがいいことなのか、どうなのか。
「生活に必要」と、そうでないとされるものの判断基準、線引きは何なのか。誰が補填や給付を受けられるのか、られないのか。
線引きだらけの世界。
線を引く筆を握る人。統制を図る以上、その行為自体は構わないし、受け入れているのだが、あなたの区分けはただただ私達のこころを分断しているだけの線だとしか、言いようがない。
だから、私は区分に抗う。思えば音楽はその抵抗の武器として自分にとって最も信頼出来るものであったと、改めて思い直す。
精神の自由だけは手放さない。こころはいつも外へ、外へ、出向く。私達は他者と出会う為に生まれた。再会と、街や人が動きだす日常が取り戻される時を祈り、自らが出来ることはなんだろうと。シンプルな問いかけだけは、いつも胸に、絶やさぬように。
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私は見ての通り音楽だけを生業としてるわけではなく、ごく普通に仕事をしている人間である。
日々の仕事は、ライフラインの一環に含まれる業種と判断されているのかどうなのかはよく分かりませんが、今のところ通常運行で日々の勤務を継続している。果たしてそれがいいことなのか、どうなのか。
「生活に必要」と、そうでないとされるものの判断基準、線引きは何なのか。誰が補填や給付を受けられるのか、られないのか。
線引きだらけの世界。
線を引く筆を握る人。統制を図る以上、その行為自体は構わないし、受け入れているのだが、あなたの区分けはただただ私達のこころを分断しているだけの線だとしか、言いようがない。
だから、私は区分に抗う。思えば音楽はその抵抗の武器として自分にとって最も信頼出来るものであったと、改めて思い直す。
精神の自由だけは手放さない。こころはいつも外へ、外へ、出向く。私達は他者と出会う為に生まれた。再会と、街や人が動きだす日常が取り戻される時を祈り、自らが出来ることはなんだろうと。シンプルな問いかけだけは、いつも胸に、絶やさぬように。
