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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com

古明地洋哉さんのこと また、孤独について

2018/12/28 | 投稿者: komori


本日、八丁堀は七針にて、壊れかけのテープレコーダーズと古明地洋哉さんとの2マンライヴ『December's Children』が開催されます。

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古明地さんとは、もう出会って3年位の付き合いになるだろうか。

2015年に出した私、小森清貴のソロアルバム『カトレア』のWeb通販を開始した際に、初めてメールオーダーが来た人物が、なんと古明地さんだったのだ。(笑)  

そこからライヴを観に行ったり、観に来て頂いたり、対バンをしたり、、、の繋がりがはじまって。

古明地さんが毎度のようにカバーしてくれていた壊れかけのテープレコーダーズの「ニセモノの銀河」、僕は彼がカバーをしてくれていなければ、この曲の良さに、自分自身ですら気付くことが出来なかっただろう。

歌は、作り手の手元から離れ誰かのものになり、そしていずれまたこうして受け手として出会う時に、本当の歌になるのかもしれない、と古明地さんは教えてくれた気がする。

そして何より、古明地さんのライヴやアルバム作品を聴き、こんな歌を作る人間に、自分達の音楽が届いていたんだ、ということが、嬉しかった。

それは、僕個人にとっては、世界中のより多くの人に聴かれるということよりも、重大なことのように思えた。

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古明地さんの音楽を聴いていると、孤独に戻ることが出来る。

僕たちは最早、孤独ではなくなってしまった。インターネット、SNS、ひとり部屋の中にいても無数の他社と繋がりを持つことが出来る。見知らぬ誰かと共通の何かを共有し、心を満たすことが出来る。音楽も、その為のツールとなった。無料でどんな音楽にでもアクセス出来るし、それをまた見知らぬ誰かと共有することだって、容易だ。

ただ、僕たちは本当に繋がっているのだろうか。

古明地さんの歌を聴いていると、そんな繋がりが断たれた、暗闇の中に閉じ込められた一塊の孤独な個としてしか、自分が存在出来なくなる。

切り離された、他なる世界。それらは目映い星たちのように、暗闇に一縷の光の道しるべを灯してくれる。だからこそ、欲する。手を伸ばしてみたいと思う。触れてみたいと思う。

その気持ちこそが、愛なのかもしれない。孤独を知らなければ、何かを、誰かを愛することも出来ない。

寛容さを失っていく現代において、必要なのは安易に得られる繋がりや共感よりも、孤独から発せられる愛なのではないか、とずっと思っている。

孤独は、惨めとかかっこ悪いことでは、ない。

そんなことを考えながら、今日のイベントを組みました。

最後までよんでくれてありがとう。あとは、ことばは所詮蛇足にはなってしまうので。あとは、音楽の中で。

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