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張り詰めた糸

2013/8/24 | 投稿者: komori

ズボンズのニュースのショックから立ち直れない。もしかしたらドンさんはもう次へ向かっているのかもしれないけれど、でもやっぱりショック過ぎる。追いかけていた背中を、憧憬の対象を、失ってしまったような心地だ。僕らはこれからどこへ向かえば良いのか。

ズボンズのラストライヴの前日にはimamonが最後のライヴをやる。この日は生憎自分たちもライヴで顔を出すことが出来ない。同世代の、同じMotionなんかで対バンをした彼等の終焉もまた、とても悲しい。

バンドとは不思議なもので、それは会社とも学校とも家族とも違う、何とも説明のしようのない、されども共同体として確かに在って。壊れかけのテープレコーダーズに関して言えば、友達なのか?と問われれば、友達なのか?と首をかしげる部分もある、にも関わらずこうやってよくもまあ6年もの歳月、同じ釜の飯はさすがに食わずとも、共に音楽に携わって来て、まあ別個の個人が何の制裁のもとというわけでもなく、4人もいて各々が動くわけだから、そりゃそれ相応の衝突もあるわけで、

でもきっと観る側にとってはその衝突こそが、ロックバンドの醍醐味だったりするわけだから、だからロックバンドってのはその緊張状態を持続させるのがめちゃくちゃ大変なんですよ、予想以上に(笑)

でも、そんな張り詰めた糸は、そんなのいつかきっと途切れると思うんだ。それは決して悪い意味ではなくて。勿論その先の音楽の在り方、ロックの在り方ってのも、多分にあると思う。

でもでも、その緊迫の糸というものの存在は、もしかしたら人生で一本きりなのかもしれないとも、思う。

例えばビートルズってのは正にその糸そのものだったんじゃないかと思う。その後のジョンやポール、ジョージやリンゴの各々の活動は、違うんだ。勿論僕は全部好きだし、優劣の次元で測れないけれど、ビートルズはきっと、張り詰めた糸だった。

そしてそれはその緊迫のテンションが故に、切れた。それはもう、どうにもこうにも再び繕うことは、出来ないのだ。

何度も言うけど、その後が駄目だという話じゃない。

ただ、糸を無理やりぴんと張れば、そりゃ物理的に途切れるんだという話。
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