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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com

日記 20130821

2013/8/21 | 投稿者: komori

日曜日はshow boatで割礼宍戸さんソロとsakanaを観た。sakana実はライヴをちゃんと観るのははじめて。CDではずっと昔からファンだったんだけど、なぜかライヴを観に行くタイミングを逃し続けていた。ポコペンさんのうたは勿論、西脇さんのうたうギター、良かったなあ。ギターで、ギター以外の無数の楽器の役割を果たしてるような気がした。この2人編成で十分なんだなと思った。ひとつの楽器が、その楽器以外の何か別の楽器でもある、という可能性はとても重要なんだと思う。例えば、ストーンズにおけるキースのギターってもうひとつのドラムみたいなものだと思っている。そうするとチャーリーのドラムはドラムであると同時に、もうひと要素別種の何かをひそめたものに聴こえてきたりもする。

壊れかけでまた新曲を作っている。当初モータウン調のものを僕は想定していたのだが、バンドでアレンジしていくうちにTHE WHO的なロックの方向へとシフトしてきている。そういった過程を経てはじめて、フーやスモール・フェイセズ、ジャム等がソウルやR&Bを聴き、ああいった音楽に自分等が辿り着いたか、その気持ちが分かった気がした。ある形成された音楽(ここではあえてジャンルとでも呼ぼうか)が、その元来の出自となるコンテクストを越えて、別のコンテクストに移動される時、それははじめは模倣やコピーに過ぎないのであろうが、やがてその移行されたコンテクストが要求する形へと形成される。この混血性というものは悪く言えば土着性の排除なのだけれど、良い意味で言うとコスモポリタンな性質とも言えるんだよね。ロックミュージックの歴史の面白いところは、その発生から有史上ずっとそういう異種混合の葛藤を続けてるんだよね。それは21世紀になった今でもまだ過程の段階にある。と、そう僕は信じている、可能性を求めているから、面白いのです、ロックが。
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