4/17 『聴こえる』レコ発 終了
2009/4/20 | 投稿者: komori

無事終了しました。
まず出演してくれた、俺はこんなもんじゃない、CAUCUS、豊田さん、絵の展示の秋永さん、DJのドウオカさん、
U.F.O CLUBの皆さん、どうもありがとう。
ずっと、胸がいっぱいでした。
沢山の方、来てくれて、嬉しかった。
CDを聴いて初めて来てくれた人や、これまでライヴハウスで対バンしたバンドの人も沢山いて、改めて、自分達は作品を作って、それは遠い街、知らない街の誰かが聴いてるんだと、思った。
と、
同時に、やっと肩の荷が降りた気もした。
多分、第一幕はこれで終わったんだと思う。
終わってから、この2日間、もぬけの殻のような状態だった。
反動がでかくて。リアリティーが立ち返らない。
継続的であったり直線的であったりする、時間、事象が、
ありもしないものを必死に人間がそうしてるだけに思える。
実体が、ないものに。
演奏をしている時のリアリティーというのは、それはとてつもない強度で、とてつもない現前という感じがあるんだけど、忘れてしまう。思い出すのというのは、やはりその時のそれとは違うから。どうも説明的になってしまう。重力とか温度とかを伴わなくても、それっぽく成立してしまって。思い出したいことはそういうことじゃないのに。こんなふうに回りくどい言い回ししか出来ない。指示語が何も示せない。
また演奏をしたくなるのは、取り戻したいからかもしれない。
5、6月のライヴスケジュールをアップしました。
3マン企画をやったり、関西行ったりします。
よろしくお願いします。
最後に、4/17のセットリストと、その日やった新しい曲の歌詞を。
おやすみ、さようなら。
1、無人の遊園地
2、蝶番をこじあけろ
3、カメラを持った少女
4、おかしくてたまらない
5、すべてを白紙に
6、遊びは終わらない
7、記念日
8、雪どけ水を飲みほして(新曲)
「雪どけ水を飲みほして」作詞作曲 komori
雪とけたばかりの町を歩けば
くたびれた靴に水がしみわたってくよ
畦道の霜柱を踏みしだいた頃の
冬の征服者の気持ちも忘れそうさ
きっと君の伝えたかった言葉は全部
曇りガラスを伝ってく指の跡
痩せっぽちの雪だるまは泥にまみれとけて
ほころんだ笑顔さえ消えてなくなるんだ
日陰には置き去りにされた冬が
まだそこで凍えてる まだそこで凍えてるよ
陽のあたる道だけを君は道と思うか?
運びきれぬ雪のせいでリヤカーが軋みだしてる
雪どけ水を飲みほして春へ行くと
君はそんな言葉、高らかに謳えるのかい?
謳えるのかい?
