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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com

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2012/3/12 | 投稿者: komori

1年前の3月のブログを読み返す。9日を最後に、18日のHOMMヨレコ発出演の告知記事までの間が、すっぽりと、空白になっている。

記事は確かに、書いていたんだった。ただ、それは当時の状況下での情報の混乱を回避するため、削除してしまった。手記、じゃないから、もう、今は観覧することも、出来ない。
その、ブログ上の空白を、必死に1年間埋め合わせようと、ことばを探っていた。だが、未だ何も精算仕切れずにいる。天災は自然の摂理としか言いようがないが、それが暴き出したのは人間の内なる自然だった。私達は不自然を装っていたのだろう。だが、その装いは剥がされたのだ。誰もが本当のことを言っているようでもあった、実際沢山のことばに励まされ、勇気をもらい、だけど、誰もが嘘っぱちのようでもあるような、疑心が晴れることは、なかった。勿論、本当のことを、信じ続け、それを音楽に託せたら、と思っているし、そう、実行しているつもりである。でも、それが嘘だということすらも、やがては暴かれてしまう恐れも、ある。

ほんとうは、何が言いたい?
ほんとうのことは何だ?

ずっと考えていたことは、明るみ、と暗闇のこと。何かが在るってことは、別の何かの不在を同時に表し、何かの不在とは、別の何かの存在によって照合される。対極はそのベクトルの強度で同一のものとなり、僕等は円形のグラウンドのどこがスタートでどこがゴールという議論に夢中になっている。だが、ここは、嘘も真も、始まりも終わりもない世界、のようだった。

震災から1年。
1年間、必死だった。

けど、もっと強くありたかった。上記のことばたち、また婉曲めいたことばで、回避をしている。ほんとうのことはどこにある?対象、はもういい。ただ行為においてのみの、祈り、その想いの強度だけでも、音楽に託せたら。そういう、無償の、エネルギーの拡散と伝承が、きっと未来に必要。それを、微力ながら、発せられたなら。その為に、動く。これからも。


自分のことを書いた。客観で図り得ぬ事象に対し、
そうするしか、僕の思考も思想も、及ばなかった。

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壊れかけのテープレコーダーズにてOTOTOY監修の日本復興コンピレーション・アルバム『Play for Japan 2012』に、1曲参加させて頂きました。

詳しくはhttp://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101

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