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人さらい

2012/2/10 | 投稿者: komori

断絶に予兆はないのか、予兆のように生を訣別や死別に向かって燃焼させているのか。

昨晩はおばあちゃんの葬儀。
身内の死を、納棺から携わるというのは初めてだった。
正直つらかった。未だによく分からない。

通夜の式場で、特別に、母の要望で、
「雪どけ水を飲みほして」がかけられた。
奇妙な心地だったが、いい曲だな、とも思えた。

ただ、同時に頭の中を巡ってた自分の曲は、「人さらい」だった。

「人さらい」

5時の鐘が鳴って、辺り暗くなって
真っ赤なほっぺも 夕日みたく霞んでった

人さらいと町で噂のおじさんやって来るから
早く家に帰りなさい、とママに言い聞かせられてた

暗がり 怖がりの、君 片づけを始めた
明るいよ、まだって 僕は遊んでたかった

相容れぬ光と影のふたつのような僕等を
交われぬこの2人の気持ちに似た色した空が包んでいた

その向こうで…

人さらいみたい 訪れた闇が 僕等の帰りを待ちぶせしてたよ
「怖いからね、離さないで」って 強く握っていた君の手を
「大丈夫さ、子供みたいなこと言うなよ」って 緩めた時に
振り向いた後ろ 訪れた闇が 君をさらってしまったよ

人さらいみたい 訪れた闇が

人さらいみたい 訪れた夜が



未だによく分からない。
なぜ、みんな、ふとした瞬間に、
いなくなってしまうのだろう。


でも、混乱した気持ちを、母の
「良いライヴをすることがおばあちゃんに対する最大の供養でしょう」という言葉が、
僕を正せてくれた。

戦艦のライヴ、頑張らなければいけない。

よし、やろう。

ありがとう、おばあちゃん。



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