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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com

日記 その@

2009/11/15 | 投稿者: komori

ライヴないと、更新頻度が著しく低迷する。それじゃいかん、ということで、重い腰を上げ、ここ最近の事柄でも。

10日火曜、久々に何もない休日。久々に映画館へ。渋谷のユーロスペースへ、ヴィタリー・カネフスキー特集上映。僕が、生涯愛してやまないだろう不屈の名作『動くな、死ね、甦れ!』を撮った、ロシアの遅咲きの巨匠。『動くな〜』に加え、『ひとりで生きる』、『ぼくら、20世紀の子供たち』という三部作の上映で、この日は『ぼくら〜』のみ観覧。が、久々の映画館の居心地の良さに、そうそれは現世とは遮断された密やかな暗闇の楽園とでも言えばよいだろうか、そこでうつらうつらしてしまい、肝心の映画にあまり集中出来なかった。情けない。だが、映像と現実の狭間を夢うつつで漂うその心地は、それはそれで貴重なものだとも思う。寝ぼけ眼でも、良いシーンがたくさんあった、覚えてる。また、ちゃんんと観に行こう。(なんだそりゃ!)

その後、下北のシェルターへ、灰緑レコ発へ。雨天の平日にも関わらず、沢山のお客さん。取り分け、灰緑の無善寺企画などに過去に出演した、バンドマンが沢山。それって、凄く素敵だなと思った。地に足の着いた、強かな活動の、ひとつの結集を、目の当たりにした。灰緑のことは、実は結成当初位から、知っている。当時19歳くらいだった自分にとって、無力無善寺と、そこで行われていた灰緑の混沌としていながらも何かを突き破る破壊力をもった演奏は、希望にすら思えた。だから、この日はとても嬉しかった。アンダーグランドって言うとすごく語弊があるだろうけど、かつて地下で沸々と煮えたぎっていた悶々たるエネルギーが、決して洗練されることなくそのままの形で、極めて肯定的な神々しさを以ってして、地上に現れた、とでも言えばよいだろうか。きっと、灰緑のCD聴いて、バンドを始めたくなる高校生とか、きっといると思う。

何年か振りに聴いた「中央線」って曲、アルバムには入ってないけど、凄く好きな曲。僕も東京に来てからずっと中央線沿いに居るから、余計に投影しちゃうのかな。最も飛び降り自殺の多いという、この沿線。この曲の時だけ、客席が静まり返って、オレンジとブルーの照明も相まって、なんだか中央線の始発列車を待つホームみたいな感じだった。倦怠と、諦めと、苦悩と、それでも楽観でもいいから信じていたい希望。ねずみさんのギターがサンタナみたいで、艶っぽかった。

そんで、翌日は…(続く)
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