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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
  | 投稿者: komori

Kiyotaka Komori

・rock 'n roller
・guitarist
・vocalist
・作詞作曲家
















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2020/6/15 | 投稿者: komori

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遊佐さんと横浜桜木町の喫茶みなとという場所へ、AZUMIさんのライヴを観に行った。時勢柄か、大々的な宣伝はされていなく、氏のTwitterでひっそりとツイートされていたのを、遊佐が検知した。ライヴを観に行くという行為は、実に約3ヶ月ぶりだった。東京に出てきてから、こんなにもライヴから遠ざかった期間はなかった。

ライヴはそれはそれは素晴らしかったのだが、敢えてその感想はここには書かないことにする。その日、その場所、その時間にしか味わうことの出来ない体験というものが、時にある。事後にことばで転嫁することが、どうにも蛇足に思えてしまうよう。心の中にだけ留めておきたい光景。昨日がまさに、そんな夜だった。

ひとつ確かなるものは、ライヴとは生き物である、と。そして恐らくどんなにテクノロジーが発展したとしても、オンラインでその生き物と触れあうことは、出来ない。

観客が歓喜のあまり歌い出したり、踊り出したりする行為は、沸き上がる純粋な生の躍動そのものである。人が、いや神すらも、その躍動を禁じることはおろか、止めるということすらも、できないだろう。魂と魂がぶつかり合う場所に、アクリル板を設置することは、出来ない。

解き放たれろ、と己を鼓舞した、夜。


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2020/5/20 | 投稿者: komori

壊れかけのテープレコーダーズの6th Album『End of the Innocent Age』が本日2020年5月20日、発売となります。

まずこの場を借りて本作の録音エンジニアを務めてくれた狩生建志さん、マスタリングの中村宗一郎さん、ジャケットイラストとそして昨日公開されたばかりのMVを手がけてくれた秋永悠さん、デザイナーのダダオさん、写真を撮影・提供してくれたこいそさん、ユタカさん、
動画撮影・編集の白岩義くん、そしてMY!BEST RECORDの金野さん、

皆さんのお怪我で、私達のディスコグラフィーにまた新たな作品を掲げられることを、とても光栄に思い、感謝しております。私達の力だけでは成し得なかったことであり、皆様の素晴らしい仕事ぶりも同時に刻み込まれた作品に違いありません。本当にありがとうございます。

また、このコロナ禍、発売日に店頭に並ぶということを半ば諦めておりましたが、今週よりディスクユニオンさんが営業再開となり、無事作品がお店に陳列される今日という日を迎えられたことも、大変光栄かつ喜ばしいことです。

大変な状況下、私達に音楽を届ける為に働いていらっしゃるCDショップの皆様、本当にありがとうございます。

今回の作品もまた追々各種サブスクリプションでも配信される予定ですが、やはりフィジカルな物の良さというものは、デジタルには代えがたいものがあり、お店に行く、触れ眺め購入し、カバーを開ける、盤やブックレットの質感やデザインを確かめ、そしてプレイヤーにかけ、再生する、、、そういった一連の行為もすべて、レコードショップの袋を手にぶら下げて歩む帰り道すらも含めて、「作品」というものを構成する諸要素だと私は思っており、ショップへ行けないこの期間を経て、更にその想いは強まりました。

古い人間の発想なのかもしれませんが、これは古さ/新しさを超えた、もっと普遍的なことのように、思えてならないのです。なので、CDショップの皆さん、これからもよろしくお願い致します。我が命続く限り、足を運び続けます。

最後に、元来であれば今頃リリースツアーの準備に慌ただしくなっていた時分なのですが、この状況下、残念ながら予定していたツアーの半分は「延期」となっており、7月以降に予定しているツアーの後半も、実施可否を現在調整中という状況で、ライヴに関しては未だ見通しのつかない状況が続いております。

ただし、今出来なくとも、予定していたライヴは中止ではなく、すべて「延期」とし、状況が収束したら、必ず予定していた内容で、開催したいと強く願っています。それがどんな遠い未来でも。

今最も大変な状況下にあるといっても過言ではない、ライヴハウスの皆さん。ライヴハウスが存在しなければ私は、とっくの昔に行き場がなく、この人生を諦めていたと思います。ライブハウスは自分にとって、命の恩人と同義です。そんな恩人に対して、現状自分が出来ることが、各種ドネーショングッズの購入等での微々たる額のご支援しか出来ないことは、本当に心苦しい限りです。

なんとか、存続していて欲しい。最後にはそう願うことしか出来ませんが、我が命続く限り、足を運び続けます。演者としても、一観客としても。まだまだやりたいイベントの構想が山のようにあり、観たいライヴも星の数の如くありますので。その夢叶うまでは、この道を諦めるわけには、いきません。どんなに遠い道程でも、歩み続けることを、止めてはいけない。そう、思っています。

またこのアルバムを引っ提げライヴハウスで演奏出来る日が訪れることを、楽しみに、しています。

大変な状況下ですが、音楽の、ロックンロールの、
このこころの灯だけは、絶やさぬように。

音楽の鳴る場所で、再び。

未来へ。

2020年5月20日
壊れかけのテープレコーダーズ
6th Album『End of the Innocent Age』発売によせて

小森 清貴








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2020/5/11 | 投稿者: komori

こんなタイミングではありますが、引っ越しをしました。

12年もの年月暮らした西荻窪という街に、別れを告げた。

5月から、新しい街での暮らしをはじめた。都内での引っ越しで、然程以前から離れた場所でもないのだが、今まであまり縁のなかった沿線、街で暮らしはじめ、不思議と毎日が上京したての大学生の頃のような、フレッシュな気持ちで目が覚める。

特に、どこへも行けない現状ではあるのだが。

4月中は旧住所の片付けに追われていた。10年以上の年月、溜めに溜め込んだ「物」を、断捨離し続けた。

掃除中ずっと心の中で、壊れかけのテープレコーダーズの新しいアルバムのタイトルである『End of the Innocent Age』ということばを、呪文のように自らに唱え、言い聞かせ続けた。

時に私達は、それまですがっていた大切にしてきたものに、さよならを告げなければいけない、そんな瞬間が、きっと訪れる。

無邪気過ぎた、時代の終わり。

話が飛躍するが、もしかするとこの2020年代とは、私達にとって、そういう時代なのかもしれない。

引っ越しが落着き、完成品が届いた『Eod of the Innocent Age』を聴いた。素晴らしいアルバムが出来た、と思った。

この作品を2020年に発表出来ることを、誇らしく、思う。

ライブの現場では会えない日が続くけれど、
私達は、この音盤の中に、生きています。








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2020/4/23 | 投稿者: komori

自分は代々木が職場なのだが、時折帰り道最寄りの代々木駅ではなく、新宿の街をくぐり抜け、大久保駅まで歩き、帰路である総武線に乗ることがある。

運動不足の解消にもなるし、なぜか昔から新宿の街並みを歩くのが好きだという理由もある。また、運営が変わりもうすっかり疎遠になってしまったけれど、歌舞伎町にある新宿Motionの存在、やはりあのビルの付近を、用はなくとも時折通りたくなる。

昨晩もそうやって、わざと遠回りし新宿の街を練り歩いていた。コロナの影響ですっかり人通りのなくなった歌舞伎町界隈は、いつぞやのSFアニメで見たゴーストタウンのよう。

ふと、歌舞伎町の八百屋の前で立ち止まる。ザルに盛られた沢山の玉ねぎが一山100円、またキャベツ3個で100円など、激安価格に目が向く。

玉ねぎと、50円のほうれん草を購入し、店主に「いやはや、随分安いですね。いいんですか?」と問う。「いいのいいの、もう、誰も、お客さん、来ないから、、、」と店主。

悲しいような、切ないような、だけどなぜか勇気づけられたような、店主のことば。不思議な心地に包まれ、八百屋を、新宿を後にした。

街を歩けば、今日も人々は営み、生きている。幾ばくかの諦めと、だけれども小さな灯りを、絶やさずに。

それが多分、きっと、希望というものの正体なのかもしれない。








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