
今週発売された「赤塚不二夫ベスト/ゆでたまごセレクション」に大名作「ウンコールワット」が収録されましたので早速コンビニで買いました。
「ウンコールワット」が発表されたのは1974年の少年ジャンプで、僕はこれをリアルタイムで読んであまりに凄い内容に衝撃を受け、何度も何度も読み返しました。
内容は、ウン考古学者のクソ塚不二夫がウンコジャ国の伝説に残るウンコールワットの遺跡を発見するという話です。もうどのページもウンコウンコ。この徹底した内容には非常に影響を受けました。30年以上振りに読み返しましたが、ほとんど全ての内容を記憶していました。
名前の通り「アンコールワット」をパロディにしたマンガなのですが、当時9歳の僕はアンコールワットの存在を知らないまま「ウンコールワット」を読みました。後にテレビでアンコールワットを知った時に「あ!ウンコールワットだ!」と思ってしまったほどです。
挨拶も「クソッタレ!(ウンコールワットの最高の褒め言葉)」「ほめてくれてサンクソゲリマッチ!」です。出てくる歌も「はーるがクーソ はーるがクーソ どこにクソ〜 山にクーソ さ〜とにクーソ 野にもクソ〜〜」です。
ウンコールワットの中には更に別のマンガ作品も出てきます。赤クソビチ夫とビチオプロ作「クソ松くん」です。「クソウ天外!大ばクソウ!読めばウンコもおどりだすギャグソまんが決定版」というコピーが付けられ、1コマ目が鶏が「ウンコケコッコ〜〜〜!」と鳴く場面で、2コマ目がウンコを頭に乗せた男が「クソリーキングだぞうクソッ!」と言いながら裸でウンコをしながら走っています。凄いパワーです。強引です。
これが世界一壮大なスケールのウンコマンガだと思います。ここまでブッ飛んだ内容もなかなか無いでしょう。おそらく僕が読んだマンガの中でも1番衝撃を受けた作品です。再びこのマンガが読めて幸せです。永久保存いたします。
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