
昨日電車に乗っていたら、郊外の広い場所に連なった凄い数の鯉のぼりがダーッと上っていて壮観でした。もうそんな季節なのですね。
鯉のぼりというと、僕は反射的に思い出してしまうのが「がきデカ」です。
がきデカは1970年代に一世を風靡したギャグマンガですが、僕もこのマンガが大好きで当時全巻買いました。連載当時、僕は小学生〜中学生でしたが、同じくがきデカを好きな友達は一杯いて、学校でギャグを真似する友達や、年賀状に出演キャラクターを描いてくれた友達もいました。
なぜ鯉のぼりでがきデカを思い出すのかと言うと、こまわり君が鯉のぼりの代わりに「タマ○ンのぼり(一部伏せ字にいたします)」を上げて「♪やねよーりーたーかーいータ○キンのーぼーりー(一部伏せ字にいたします)」と歌っているシーンがあったのです。
このギャグは僕には強烈で、鯉のぼりを見たり、この曲を聴いたりすると、僕は反射的に「タマキ○のぼり(一部伏せ字にいたします)」を思い出してしまうのです。
もうほとんど単行本を無くしてしまったというのに、昨日も壮観な鯉のぼりを見て、頭の中にはがきデカのそのシーンと「♪やねよーりーたーかーいー○マキンのーぼーりー(一部伏せ字にいたします)」のメロディーが浮かびました。
もう僕も40代のいい大人なのに、少年時代の強烈な思い出というのは恐ろしいものです。
思わず電車の中で口に出して歌ってしまいそうになるのを、必死でこらえた日曜の午後でした。
がきデカ関連の文章です:
「
中春こまわり君/ジュン・前編 山上たつひこ」
「
中春こまわり君/ジュン・中編 山上たつひこ」
「
中春こまわり君/ジュン・後編 山上たつひこ」