この前、テレビでGS(グループサウンズ)の特集を見ました。
ダイナマイツの「トンネル天国」が生で聴けたりして驚いたのですが、そんな感じでいわゆるカルトGS寄りの内容で楽しんで見ておりました。
番組ではタイガースのトッポが「花の首飾り」を歌っていましたが、画面の下に出ていた「おお 愛のしるし」という歌詞を見てビックリ。
僕はずっと「終わりのしるし」という歌詞の、悲しい歌なのだと思い込んでおりました。「おお 愛のしるし」と「終わりのしるし」では全然歌の印象が変わってしまいます。
昔は、今のように歌詞が画面に表示されませんでしたので、このように間違えてしまう事も結構あったのではないかと思います。
近藤真彦さんの「スニーカーぶる〜す」という歌では、途中の「爺さん爺さん、ひとりきり」という歌詞を聴いて「アイドルが孤独な老人の事を歌うなんてスゴイなあ」と思っていたところ、その後何年も経った後で「爺さん爺さん、ひとりきり」ではなく「ジグザグジグザグ、 ひとりきり」だったという事実を知った事もありました。
そういえば、僕が小学生の頃にガロの「学生街の喫茶店」という歌が流行っていて「片隅で聴いていたボブ・ディラン」という歌詞があったのですけど、僕らはボブ・ディランという意味がわからず、友達は「片隅で聴いていた 僕知らん〜」と歌っていたのを憶えています。
まだきっと、他にも間違えて憶えている歌詞もあるのでしょうねえ。