2011/5/3
「名もなきねこ」
今日は過労死寸前のスケジュールでした。でも、すっごく充実! 私の数倍の予定をこなしたルルさんに感謝と尊敬の念を表します(笑)。きっと今頃、ベッドに倒れこんでいるでしょう。皆さまルルさんの「5月2日の予定」を聞いたら、絶対に驚くはずです。
昼間、ルルさんの保護猫のお届けに便乗しました。2匹セットだし、遠方だったので、ルルさんひとりでは不安そうでした。そこで、チチにスヌーゴンのお世話をお願いして、一緒に行ったんです。
お届け時の写真はルルさんから送られてきたらUPします。私も記念に撮っていただいたので、ぜひ紹介させてください。ステキな里親さまから、おまけでついていった私にまでおみやげをいただいてしまい、恐縮しました。どうもありがとうございました。おいしかったです。
帰り、高速道路の運転に疲れたルルさんと私は、あるサービスエリアに寄って、コーヒーを買うことにしたのですが、そこで、1匹の猫と思わぬ出会いがありました。
その猫は、SAの売店近くに佇み、通りゆく人にすり寄っていました。体格や毛艶がよかったので、きっと猫を憐れんだドライバーたちにごはんをもらっていたのでしょう。でもね、その子がほしかったのは、ごはんじゃないはずなのです。平たい言葉での表現になりますが、その猫は本当に淋しそうでした。全身に、疲れ、孤独感、哀愁が漂っていたのです。想像してもらえればおわかりでしょうが、住宅が一軒も建っていないSAですから、飼い猫ではないはずです。高速道路のど真ん中に設置された休憩所ですからね。
高速道路のサービスエリアに捨てられる犬猫が増えていると聞きます。
姉ちゃんちの愛猫アースは、高速道路の中央分離帯から、九死に一生……いや、九百九十九死に一生を得て、保護された経緯があります。猫がSAを一歩でも出たら、待つのは「死」のみです。時速100キロ以上の速度で疾走する車にはね飛ばされたら、生きていけるはずがありません。
「やる?」
「やっちゃう?」
休憩のために入ったSAで、まさか猫に遭遇するとは……。
女ふたりの捕獲大作戦がはじまりました。
自分でいうのもなんだけど、いつもはくだらないおしゃべりをしている私たちのどこに、こういう時用の、知恵とパワーがあるのか、不思議でなりません。
ルルさんと私の「以心伝心」ぶりに、びっくりです。
猫に近づき、撫で出した私をみると、ルルさんはその足で、少し離れた場所に停めた車に戻って、ケージと洗濯ネットを素早く持ってきました。が、案の定、猫はケージの登場に警戒心をあらわし、茂みの中へ隠れてしまいます。
「食べさせられそうなものを買ってくる」
「わかった。お願いね」
ケージを床に置いたルルさんは、すぐさま踵を返し、店の中へ消えていきました。私は茂みの中へもぐりこんだ猫に、ひたすら声をかけました。チチの前では絶対に出さない高めのやさしい声。
3分後、フランクフルトを手に戻ってきたルルさんと私は、茂みを囲うような格好で、「挟みうち」を決行しましたが、猫が私たちの隙間を縫うように、勢いよく走り去って行きました。
「ダメか」
「ああ!」
女ふたりが、必死の形相で野良猫を追う姿は、まわりにどう映ったでしょう。気がつくと、SAにいた誰もが私たちに注目していました。でも、恥じる余裕など、私たちにはありませんでした。
しばらくすると、猫は少し離れた場所で再び、座り込みました。
再度トライ。多分、もう失敗は許されない。
フランクフルトを手に、やさしく声をかけ、猫の正面から、ゆっくり近づき撫でました。猫が私への警戒を解きはじめ、私に心を許した次の瞬間、猫の背後で忍者のように忍びながら、隙を狙っていたルルさんは、派手なピンク色の洗濯ネットを広げ、一気にその体を覆いました。
「やった!!」
「やった!!」
急いで洗濯ネットに入った猫を抱いて走り、ケージに入れて、無事保護終了!
その後、(飼い猫だなんてあり得ないけれど)飼い猫を拉致したと思われたくなかった私たちは、SA関係者を捕まえ、「この猫を飼っていますか? 飼い主を知っていますか?」などと愚問をいくつか投げかけたあと、車にケージを積んで、家を目指しました。
捕まった猫は、当初大暴れしましたが、1時間後には、あっさりと観念し、私たちとのドライブを楽しんでくれました。帰りの車の中に、行きの時とはちがう猫が乗っていることが、無性に嬉しかったです。
これまで培ってきた経験と、ルルさんとのあうんの呼吸。私たちは必要最低限の言葉数を交わしただけで、意思の疎通をし、それぞれの役割を果たせました。
「あきらめない」
「猫と一緒に帰る」
お互いが強くそう念じていたからこそ、保護できたのではないかと自負しています。
夜遅くなったにも関わらず、快く診察してくださったY動物病院。私からの電話で、猫の預かりを即快諾してくれたみいさん、どうもありがとう。
ルルさんは他の地域の猫たちのことで忙しいので、SAで保護した猫の今後については、私とみいさんで相談して決めますが、猫はすでにみいさんちで足を投げ出して寝ているそうです(笑)。
猫の名づけ親、大募集!!
経緯を読んだ皆さまに名前をつけてもらいたいです♪ どうぞよろしくお願いしますね。
猫の写真をみないと決められないって?
ちょっと待っててください。みいさんに写真を送ってもらいますから!
かつくん「ルルさん、お疲れさま。ルルさんはSA猫をみいさんに届けた帰り道、車に轢かれたチャトラ猫を屍を、みつけてしまったそうです。生きるってなんだろうね、死ぬってなんだろうね。猫の運命の明暗を分けるのが、猫に関わった人間だとしたら、ハハはこれからも、名もなき猫たちの“明”を、追求する人間でありたいって。
写真もないのに、長文を書き連ねてごめんなさい。ハハもヘトヘトだって。写真はみいさんが送ってくれるから、明日まで待っててね。
ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!

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投稿者:ハハ
annemamaさま
はじめまして。コメントありがとうございます。みいさん、ツイートやっているそうですね。つぶやきまくっているのでしょうか?(笑)
SAくんとの出会いを読んでくださり、ありがとうございます。名づけ親を募集したけど、みいさんが「春吉は?」と言うので、春吉に決まりました。一応、ちゃんと名づけ親さんたちのコメントを読んで決めたそうです。
いいお名前ばかりだったので、他の保護猫にもつけちゃいました。
ルルさんと私は、それぞれの役割を無言でこなしたので、ある意味、夫婦のようですね(笑)。
SAくんと一緒にお家に帰ることができてすごく幸せでした。家族探しはこれからやりますので、またSAくんに会いに来てくれたら嬉しいです。
投稿者:annemama
初めまして、こんにちは!
みいさんのツイートで、SA君ことを知り
ハハさんのブログにお邪魔させて頂き、捕獲の
経緯を読ませた頂きました。
SA君は、すごい強運の持ち主ですね!!
ハハさんとルルさんが、たまたま休息を
とったサービスエリアにいたなんて・・・
超LuckyCat君ですね☆
それと同時に、ハハさんとルルさんの行動力・チームワークの
素晴らしさに本当に感謝いたします!!!
猫を捕獲するのって凄く凄く大変な事ですもの・・・
本当にSA君を助けて下さいまして、有難うございました!!
1日も早くSA君に、素晴らしいご家族が出来ますことを願ています(o^−^o)!!
投稿者:ハハ
もかちさま
ひかるくんもゆいちゃんもあかりちゃんもすっごく素敵な名前ですね♪ ありがとうございます。なににしましょう?
ずっと考えています★
せっかく出会って苦労して保護したのですから、幸せになってほしいです♡
きっとなってくれると信じています!!
本当にかわいい男の子ですよ♡
とんとん母さんさま
ありがとうございます。
地面に這いつくばって保護したので、お見せできるようなかっこいいもんじゃありません^^;
でも、連れて帰れて本当に満足です♪
キャラメルさま
そうですか?
珍しいことでしょうか? ありがちなことだと思っていましたが(笑)。
無事捕まってくれてよかったです。道具らしいものは持っていなくて、ケージと、洗濯ネットだけだったので、初対面の猫が捕まるかどうかは賭けでした。
がんばった甲斐があって、無事保護できて嬉しいです♪
投稿者:キャラメル
ドッヒャーーー!
そんなことそうあるもんじゃ〜あ〜りませんって事、ははさんにはあるんですね〜!
それにルルさんとの「あ・うん」の呼吸さすがでございます!
これで又シアワセをつかんだ子がひとり増えた〜♪ おかげ様で嬉しい楽しのゴールデンウイークになりました!!!
ははさん、ルルさんありがとう〜ですぅ♪
投稿者:もかち
ハハ様、命の灯を護ってくださってありがとうございます!
まだ姿は拝見していないけれど、
光を運んでくる子、そんな印象を受けました。
男の子なら「ひかる」。
女の子なら「あかり」。
縁を結ぶ子、「ゆい」も良いな〜なんて♪
絶対にその子、幸せになれる!
だってハハ様に出会えたんだもの。
私はそう信じています。