先日はテスト用のプロトルアーが届いたので、急遽みなの丸船長に連絡すると、運良く次の日3人しか乗船予定が無く無理言って乗せてもらう事になった。
ルアーのテストには色々有って、メーカー自体がある程度まで仕上げたルアーのサンプルを実際フィールドで魚を釣って僕らテスターが感じた事をメーカーに伝え、またサンプルを上げ、テスト・・・・の繰り返しで整形に近づけていくのが基本。
そのルアーが最も有効に活用出来るフィールドでのテストが望ましく、だからこそ各地に様々なテスターが居ると言う訳なのだ。
と言う事で今回のルアーは僕に回って来た。
実際実釣テストは僕が思うのにかなり重要な任務だと認識している。
かなり精密な微調整で上がってきたプロトのルアーから有効な物を絞り込み、足りない所をプラスしていく訳だから、簡単な物では無い。特に自分の意見が通るルアーであれば、市場に出た場合ユーザー皆さんが不満無く使用出来るかどうか、この時点で大きく左右されるからである。
特にメーカースタッフ側である程度釣る事が出来る魚種のルアーで有れば、テスターの重要性も多少低くはなるが、なかなかメーカースタッフ側で釣る事の出来ない魚種の場合、僕達フィールドスタッフが、より多くキャストしより多くの魚をヒットさせてみなくては、はじまらない事だろう。
と言う事で出港〜。
六時に出港し、トップでハマチを狙ってみるものの、活性が低いのかチェイスのみ。
移動中今年本気で狙っているターゲットに遭遇!
2、5メートルは有ろうかと言うアオサメだ!
毎年遭遇しバイトまで持ち込む事も数回出来たが、シイラ用のリーダーでは食っただけでラインブレイク。
今年はナフコでワイヤーを購入し、2ランクタックルを上げ準備していた。
GT用ポッパーに見事にカブリ付き、追い合わせを連発!
そしてファイト体制に持ち込もうとした瞬間フックアウト・・・爆泣
と言うよりおそらくルアーが歯に食い込みルアーが抜けず、フッキングまで至らなかった感じ。超マジで悔しい!
その後はインチクへチャンジし、
ナイスホゴをキャッチ。
初シイラ参戦のドンくんも初インチクでホゴキャッチ。
インチク;バスデイ、忍チク100g
その後パヤオへ向かうが、前日の雨の影響かシイラの活性は最悪。
ランカークラスのペンペンが多少取り合ってくれる程度でテスト的には不完全燃焼となった。
もちろんスイミングテストや飛距離テストは十分に出来たので、次回の釣行へとまだまだテストは続く。

3