2007/5/31

寝顔  

彼の寝顔が
見られない

愛おしくてつい覗き込んでしまうけれど

次の瞬間
生花の中の生気を失った顔たちに苛まされる

誰のせいでもないょ

この数年間で
告別式なんてものに3回も参列してしまったから
皆、男の人だった
一人は八十代の祖父だったけれど
二人は四十前後

頭の中で最期の顔が
生々しく蘇り
渦巻く

血圧・心拍数が上昇し
パニック状態になってしまう

何をか私に求めているのか

悪いけど何もできないょ
ただただ苦しむだけ

眠っている彼に抱きついても
振り払えない
心配かけられないから
起こせない

安定剤を飲み込んで
ふとmarieに気づき
手を伸ばす
寝顔を覗き込む
あまりに間抜け面で
抱きしめる

不思議
起きている間は頭痛のタネのようなのに
爆睡中は守護神のよう

私を苛んでいた顔たちが立ち消えてしまった

穏やかに安らかに
眠りましょう
それぞれの休むべきところで

今夜は彼に背を向けて
守護神を抱いて眠るょ

ありがとう
marie

ごめんね
だぁりん

こればかりは愛の力云々の次元じゃないみたいなの

おやすみ
おやすみ
穏やかに
安らかに
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ