浅草は寅さんとも、とても縁の深い場所なのである。
渥美さん自身も第2の故郷といっても過言ではないくらい縁のある場所なのだ。
浅草。
雷門。
寅さん。
(第11作「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」より)
裏から雷門。
その「聖地」浅草へ
今回初めて訪れたわけである。
もの凄く多国籍な場所である。
いたるところから異次元の会話が飛び交う。
関西弁、英語、韓国語、中国語、ドイツ語・・・等々。
雷門を抜けて続く「仲見世通り」
お土産家が軒を並べる。
平日夕方にも関わらず活気がある。
この場所でも「男はつらいよ」は撮影された。
(第12作「男はつらいよ 私の寅さん」より)
現在のその場所である。「フジヤ」さんが目印。
本日の営業は終了したのか、
はたまた偶然定休日だったのか
映画と同じくシャッターの閉まっているカメラ屋さん。
シャッターの閉まっているお店をパシャパシャ写真に収めている私を
不思議そうに見ていた向かいのお店の店員さん。
驚かせてスミマセンでした。
「仲見世通り」を通り抜けると見えてくる
宝蔵門。
そして左脇には・・・
五重塔。
そうそう、この塔!
これを探していた!!
遂に実物を見る。
この塔をこの角度から観ると
このシーンと同じ。
(第22作「男はつらいよ 噂の寅次郎」より)
ちなみに、このシーンでも遠くから見える。
(第23作「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」より)
このシーンでも見える。
(第47作「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」より)
これは満男が就職した「光陽商事」の屋上から見える風景である。
その場面で映っていた二つのビルは現在も健在である。
(Google「ストリート・ビュー」より)
そしてそして吾妻橋でのこのシーン。
これも浅草なのだ。
(第47作「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」より)
(Google「ストリート・ビュー」より)
(Google「ストリート・ビュー」より)
話は戻って浅草寺。
このシーンの二天門は只今修復工事中。
(第11作「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」より)
同じアングルでは撮影できず。。。残念!
ちなみに・・・
第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道を行く」でも
浅草が登場する。
こちらは吉川さんに教えて頂いたので
次回二天門の修繕工事完了と共にまたまた浅草に出掛けて
今度こそ完璧に写真に収めてみたいものである。

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