http://love.ap.teacup.com/torafuku/92.html
↑からの続き
突然の訪問と唐突なお願いに快く接して頂き、本当に感謝である。
どうもありがとうございました。
オーナー奥様にお会いでき、持ってきた映画のワンシーンの写真を見て頂いた。
すると・・・
「もしかするとお店にも当時の写真があるかもしれない・・・
ちょっと待っててください。」
ええ〜〜っ!
当時の写真!
これは貴重である。
もうドキドキしながら祈っていた。
どうかその貴重なお写真が見れますように!!!
しばらくして奥様が裏より1冊のアルバムを持ってきてくださった。
ページをめくると・・・
おおおお〜〜〜〜っ!
この写真はまぎれもない
映画のワンシーン。
.
お願いしてそのアルバムの1ページを撮影させてもらった。
このお写真はこのシーンである。
そして伊藤蘭さんの隣にいらっしゃるのが
今回お話をしていただけたオーナーさまの奥様である!
これまた感激の事実である!
当時、撮影は1日がかりで終わらせたそうである。
その際、2階にあったご住居が控え室となったそうである。
写真の中には2階より伊藤蘭さんが降りてくる写真もあった。
奥様のお話で一番面白かったのは・・・
映画の後、実際の電話番号だったので電話がすごかった。
その中で「すみれちゃんいますか?」という電話が多く
「いません」と答えると「何でいないんだ」となってしまい
本当に困ってしまった。
「あれは映画だから・・・」といっても全然納得してもらえない。
そこで奥様、機転を利かして
「すみれちゃんはね、もう北海道に帰ったのよ。」と言ったそうだ。
そうしたら皆おとなしく「そうですか。」と納得してもらえたという。
上手い!!
これ以上ない返答だと思う。
これなら相手も納得だったに違いない。
こちらではもっと色んなシーンを撮影されていたらしい。
そして多くのシーンはカットされ
当時働いていらっしゃった方は非常に残念がっていたという。
タコ社長はあまり芸能人のオーラを出されていなかったようである。
映画に登場するお客は全てエキストラ。
山田監督はとてもかっこよかった。
映画のスタッフはすべて監督の指示で動いていてすごかった・・・
ある日突然映画に使わせてくれといわれ
なぜうちが選ばれたのか全くわからないと奥様は仰っていた。
自分が推測するところ
当時セブン-イレブンはあまりなかったというのもそうなのだが
実はこちらのお店、
第12作「私の寅さん」で登場した柳りつ子さんの家の直ぐそばなのである。
http://love.ap.teacup.com/torafuku/58.html
↑こちら参照
きっと当時のスタッフはこのあたりの土地にとっても明るくなっていたと思われる。
そんな中、お店のたたずまい等もピッタリなこちらのお店が選ばれたのでは・・・
と想像する。
スタッフも柴又に通う時に利用していたのではないだろうか。
すみれちゃんのセブン-イレブン。
伊藤蘭さんが出演されているという理由で
初めて「男はつらいよ」を観るきっかけとなった作品。
原点ともいえるこの作品にまたしても感動をもらえた。
最初、こちらのお店を発見できるなんて思ってもみなかった。
ましてやその作品にご出演された方にお会いできるとは・・・
これまでも色々なロケ地を訪ね歩き、様々な感動を体験してきたが
今回も本当に身震いする体験と感動に包まれた。
時を超え、自分の一番好きな人と同じその場所に立てたこと、
またまた感動の一時であった。
確かにそこに真実はあった。
何度も何度も喜びは溢れてくる。
発見でき、確認もでき、そして新たな発見もありと
内容盛りだくさんとなった。
本日お会いできた皆様、温かく接して頂けて本当に感謝しております。
本当にありがとうございました。

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