2009/10/10

民主党とかに想う  政治/ミクロ

中年のおじさんの独り言

 今の民主政権に一抹の不安を感じるのは「できない」ことへの不安より「できてしまう」ことへの不安、すなわち、任期中にできることをやってしまい、次の政権交替もあり得るという態度での拙速な政策実行は、一般的な財源云々の心配よりも強権的にそれが可能な体制で行われ、或いはそれができてしまうことだ。

 政治は結果が全てではなく、過程にもっとも意味がある。というか全てにおいて時々刻々と変化する情勢においてこれが答えだという決定的な事由はないことを今一度考えてもいいのではないか。

 その政策とコンセプトにおいて現状認識は大きく外していないと思われていることが「民意」だとすれば、マニフェスト云々で野党自民党に攻撃されることのみを心配していては現実的な大衆の支持を失うことになりかねない。
 結果に固執してプロセスを見逃すことは、結果的に政治の本質を見失うのではないかと危惧する。

 ゆっくり進めてもおそらくしばらくは国民の支持を失うことはないだろう。とりわけダムに代表される公共事業の見直しは、形式的であれそれなりの対話を重ねていかないと結果に結びつかないだろうし、大胆な政策実行でいくのならば、より享楽的な部分にも光を当てて、国全体が浮かれるような部分も要るのではないか?などと言うとバブル待望論みたいになってしまうが、格差是正のためには金持ちに金を使わせて、ない者が潤う金の流れが必要だとは思う。

 大企業重視から転換するとして、別の意味での経済活性化策を可視化するのがいま要ると思う
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タグ: 選挙 民主 Tattaka

2009/9/2

民主政権とか報道とか  政治/ミクロ

ちょっと独り言ですが。
あれだけ戦後自民党独裁体制を批判してたからと言って、すぐにバランスとることもないと思うんです。
もうちょっとおおらかにこれからの政権の船出をマスコミは応援してもいいんじゃないかと。
アメリカの報道の受け売りをするならば、より極論を主張する社民党との連立に無理があるわけで、それなりにうまいプレーを今の民主はやってんじゃないでしょうか?

まさか、日本政府が国連とアジア外交重視に移ったからといってアメリカが即、日本との関係を悪くするとは考えにくいし、対応としては不快ではなく警戒するのは当然かと。

だから、鳩山政権は自信を持ってアジアとの関係構築を図りながら、それなりの主張は主張として、アメリカの面子を立てていくべきですよね?
社民党が、そこをどう理解しながら協力できるかが問題ではあるけど

戯れ言か
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2009/8/31

衆院選/09:03  政治/ミクロ

 自分は政治音痴ではあるが、残念ながら国家に帰属せずに生活することが現下の世界では不可能な以上、関心の強度に関わらず政治に関係することは免れない。ということで下手な感想を書いてみたが書けば書くほど霧に包まれていく・・

 民主党の大勝は決まった。とりあえずは良かった!おめでとう!

 不安は当然多く感じるものの、だからといって別にアンチ自民と言うつもりもないし、そもそも喜んでいるものの自分は民主には入れてない(笑)。
 よく選挙になると「自民党にお灸を据えた」とか「アンチ自民で、民主支持じゃないから」と、言い訳めいた発言をする人がいるが意味が分からない。要するに政策集団として党を見ていないからそんなことを言えるのではないか?ちょっと失敗したから今回は野党に入れるか!って発想なのだろうか?そうした発想は要するに変化を求めていないということか。そもそも考え方において根本的な違いが見られない民主と自民の選択の中で、さらにそうした曖昧な判断基準がある日本は変わってるように思えるが外国もそうなのかな?と、考えてまあでも自分も民主党を支持してないのに政権交替は望んだのでおんなじかと思う。

 民主党は大勝が確定した今、フリーハンドに近く法案を通してくる。320取れなかったのはかえって良かった。これで一応社民党その他に責任はある程度分散できるし、万が一参議院では公明党と連携が組めたら非常に楽な国会運営になる筈だ。無理な気もするが。
 政策的には民主は本質的には小泉郵政改革路線を継承しているように思える。選挙結果にもあの時と似た極端さが感じられるが、次の選挙で大敗する可能性も大いにある。が、自民も民主も中身においては一つの党の二大派閥のようなものと考えたらたいしたことではない気もするから不思議。今回は革命のようで革命でなく、何が反小泉で何が戦後レジームからの脱却なのか、いろいろなレベルが混じり合っている中、とりあえずは顔を変えたいということなんでしょうか?マスコミはイメージ選択という考え方をしないようだが、世代交替の色が強いかもしれないし、広告効果は小さくない気はする。
 今にして思えば「自民党をぶっ壊す」と言って、一応の延命をした小泉戦略は、マニフェスト上での政策が、その実行の中でグローバリズムの影響の下に変質したように思える。専門家が精査した本などあれば読んでみたいが、しかしマニフェストが実行されているかどうか=国民のための政治ではおそらくない筈で、そこを見極める必要がある。
 いずれにしろ、こんな理念を欠いた選挙を繰り返していたら、自民か民主かはともかく日本は沈み続ける。民主党は良くも悪くも経済至上主義で、国力増強の超右翼から、社会民主主義路線までを広く含む超党派的なパーティだから、理念的には信頼しづらい。ただ今回、鳩山さんがその理念的象徴であるかのように見えた闘い方は上手かった。抽象的に見えた彼の持論は、水面下でソフト路線と安心感は与えたのではないか。

 国民の要求は前回からそう大きくぶれてはいない。悪く言えば目先の利益優先というところだが、生活者優先の政策への転換を求めているのは明らかだ。とりあえず勝った政党は、すぐに国民を説得し、財源確保に伴う増税(小泉言うところの「痛み」)について、わかりやすく説明した上で、それによるメリットを一刻も早く明らかにしないといけないだろう。
 実際、国民の多数を占める中間層は、本質的な弱者の救済などより自らの生活の改善を求めている。民主党の具体的な約束は魅力的に映ったのだろう。もしかしたら自らを弱者とみなしているように思える、年収300-500万円クラスの階層が、今後の民主党の政策によって、そこそこ痛みを伴うことになるだろう。そうでなければつじつまがあわない。それをどれだけ分った上で民主を支持したかが、今後のポイントになるのではないか。
 今回予想以上に公明党は苦戦したが、現世利益が基本となっている宗教団体の支持基盤は固く、プラグマティックに経済効果を求める日本人には合っている。だからいずれにしろ今後もあそこはキャスティングボードを握るだろうし、もっとも日本人的な政党と言えるかもしれない。

 あちこちで問題となっている鳩山コラムとそれに対するアメリカの反撥だが、折しもアメリカでは保守層の巻き返しが起きており、反オバマの動きも活発化している。
 そうした中での鳩山民主/社会民主主義路線を、抽象的な言葉を排した時に、いかに具体的な政策に盛り込めるかも注目どころではないか。
 アメリカに対する発言力は維持しつつもより柔軟なネゴシエーターとしての能力を民主に期待したいが、ここ最近の動きを見た感じでは、鳩山さんの能力には限界を感じる。管/小沢ラインで良い着地点を見いだすべきとは思うけれど。個人的には、新党日本の田中康夫の動きにも注目したい。

 開票速報をしばらく見ている中で、田中眞紀子さんの老いが印象に残った(と、思ったが、今朝のテレビではまだまだ勢いがあってちょっと安心した)。
 とにかく優秀な政治家の多くは歳をとってしまった。かといって今の日本人は40代でもこどもっぽさが目立つ。とにかく今回は、死にかけた政党に引導を渡す選挙だったわけだから、政策談義は今後に委ねる他ない。
 今だに寝惚けたことを言っている安倍さんには呆れるというより驚いたが、そう考えると、同じようでも人が変われば利益誘導も変わるわけで、もし民主が速攻で官僚支配の解体を具体的な政策で実行できれば、それなりの経済効果は期待できる気がする。

 自分としては夢見がちな鳩山さんの政策はオブラートに包みながらなんとか反映して欲しい気はする。実施においては具体性は欲しいが。
 世間はあまり哲学や芸術を求めてないようだけど、知識が軽視される社会は繁栄しない。とりあえず勝った政党には頑張って欲しい。今より悪くなったとしても、自民党が続けるよりは遥かにましではあるので(民主党を田中派の亡霊とみる向きもあるだろうが)、仮に政策的な失敗があったとしても自分は自民党(という名称の党)に入れることはないが、現時点では、次の選挙の時に政界再編が起こらない保証もないかなとも思う。
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