9月23日は前々から日本野鳥の会ひょうご代表N江さん率いる朝日カルチャーご一行様が来られる予定になっていて、
前日、状況見にN江さんが来られた時「今日たくさん飛んじゃいましたあ

」と暫定ミラクルドリームデーを伝え、翌日の天気予報も曇りのち雨だし、誰もが終わったと思っていた
ところが、一夜明けてみると、天気予報が変わり、薄日がさしている


白樺の数字も1795と出た

間違いなく今日も飛ぶ

この日に設定したN江さんさすが代表の引きの強さに恐れ入った
非常に愛想のいいサンコウチョウ♀タイプがムギ森にてご一行様を待つ

グリーンの中で美しい
ご一行様がふるさと小径を廻ってタカ渡り本部席に来られるまでに既に70以上飛び、ご一行様が観察橋に差し掛かられた時、私達は北遠方のハチクマ3を観察していたが、
N家Wちゃん「あれ

首が長いですよ

」
私は北遠方のハチクマを見ていたので、
yuki「首の長いのはコウノトリでは

」
と言いながら上空を探すと・・・
本当にコウノトリだった

昆陽池7例目
N江さんは2018年3月1日にも読売カルチャーご一行様を率いて来られた時に、私が昆陽池初記録のコウノトリを出した場面に遭遇されており、N江さんが来るとコウノトリが出る(笑)
「コウノトリ発見記」→
こちら
12時55分、サシバ15が上空を低く飛び、
私は今秋初めて近いサシバが撮れたが、
光が強くて少々露出補正が足りなかった
アマツバメも11時45分に11羽が飛んだ後、13時19分には30+が飛んで、空がハチの巣をつついた状態に

群れ全部を撮ったのは空に溶けてしまい、この写真は30羽中の14羽
そして、
14時4分
ハチクマ4羽が超低空
草生地広場ふるさとの小川のエノキのすぐ上を飛んでゆく
Y−ちゃん
「ハチクマ
」
皆さん
「え
これカラスちゃうん
」
皆さん
「カラスや」
Y−ちゃん
「すみません、カラスでした」←間違いを認めた
きらりんと
旋回
一同
「え
え
え
やっぱりハチクマ
」
一同大笑い


高度30mは嘘や書き間違いではない(注:撮影距離ではありません)
Y−ちゃんによると高さ的には昆虫館屋上くらいだったと言っています
雲がかかり、気流をつかめず下がってきたハチクマは羽ばたき、まるでカラスみたいに飛んでいたのだ

逆光で真っ黒に見えたせいもあり・・・

ハチクマは大きいはずだから何故カラスに間違えるかと思われるかもしれないが、大きさがいかにあてにならないものかということがよくわかった

N江さんによるとハチクマがカラスに見えることはよくあるらしい
個体A:暗色型♂成鳥
個体B:中間型♂成鳥
個体C:中間型♂成鳥
個体D:中間型♂成鳥
この日の
トータル266で暫定ミラクルデーとなり前日の214暫定ミラクルドリームデーをあっさり更新


(ミラクルデー

1日のトータル数が多い日)
(ドリームデー

巨大なタカ柱が来る日)
2016年の開始からの記録では歴代7位に躍り出た(Y−ちゃん調べ

)
昆陽池公園のタカ渡りは快晴の日より曇の日がいい

上昇気流が足りず低く下がってくるところが観察できる

それにしてもハチクマをカラスと見間違うことになろうとは恐るべし(笑)
欲を言えば写真は青空バックに撮りたいけれど、曇り空バックは昆陽池公園の大きな特色でもある
昆陽池公園ではタカ渡りを観察しながら、合間に小鳥、水鳥を観察できる

WCはすぐ横にあるし、コンビニは近いし、アップダウンはないし、なんとラクですばらしい探鳥地であることか
今秋もチームKは「Hawk Migration Network of Japan タカの渡り全国ネットワーク 」2020年秋期リアルタイム情報公開 各定点調査地に兵庫 伊丹市(チームK)として正式登録しています
タカの渡り全国ネットワークHP 今シーズンのリアルタイム情報 Hawk Countから入ってください→こちら
O顧問作成の伊丹市昆陽池公園タカの渡り2020年秋 速報からも見ることができます→こちら
Canon EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
9月23日撮影
画像1枚目はムギ森にて撮影
その他は草生地広場にて撮影

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