ハマユウ観察日記
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そして、1分後、

7月7日19時4分
開花
そしてその後、夜探に出かけ、帰宅すると・・・

7月7日21時53分
咲いている


ユリでも、ジャスミンでもない、なんともいい香り
普通は海岸の砂地などに生えるので、この辺りではなかなか珍しいと思う
2011年10月9〜10日に日の岬を訪れた時、日の岬国民宿舎に初めて泊まった。
ロビーに「ハマユウの種、ご自由にお持ち帰りください」と、当時の支配人さんが籠にいっぱい入れて置いてくれてたのを10個いただいて持って帰って、自宅の玄関前に植えたが、芽を出さなかった。
諦めて忘れた頃に発芽しているのを見つけたのは2年後のこと。結局10個全部発芽した。
2017年2月、引越の時、地面から掘り起こして持って行こうとしたが、しっかりと根が張っていて動かせず、根が途中でブチ切れてしまったが、なんとか5株を引越させることができた。
それから2年、合計7年かかって、やっと花が咲いた

支配人さんにご報告のLINEを送ると、「すごすぎるー!そこまでしてくれたんですね^_^」と感激してくれた

7月7日21時56分
ハマユウの名の由来は、浜辺に生え、白色の花を「木綿(ゆう)」に見立てたことから。その白い花が木綿(神事で用いられるコウゾの木の皮を原料とした白い布で、榊に付け垂れ下げたもの)に似ることから名付けられた。
花言葉は「どこか遠くへ」「あきらめない気持ち」「汚れがない」
7月6日の誕生花でもあり、その日は昨年繁殖が初成功したもののアオダイショウに襲われたアオバズクの♂親と雛2羽(横棒ちゃん、イサちゃん、ダラワちゃん)の一周忌でもあったので、
横棒ちゃんファミリーが咲かせてくれたのかもしれないと思った
開花まで7年・・・
この7年間は・・・
色々な奇跡が重なった
20個の蕾は、毎晩少しずつ開花し、最後の1輪は7月15日の夜に咲いた
Canon EOS 6D EF24-70mm F4L IS USM
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ハマユウ観察日記

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Fine)

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