雨で掃除がやっとはかどったOzaki家です(^_^)
さて、大変お待たせしました!こちらの記事もやっとまとめましたので載せます!
☆奇跡のカット〜コチョウゲンボウ物語☆
10月9日、コヨシキリ2日目、西入口でアシにちらちら見え隠れする強敵を一同終日狙っていた。
どうしてもスッキリと被り無しでは撮影できないので、15時で終わろうと決めていたところ、私は家族から電話がかかってきて、皆さんにご迷惑になるといけないので後ろへ下がって話していたところ、
Yーちゃんが、何やら叫び、慌ててベンチに置いていたカメラを引っ掴んで撮影した後、画像チェックをしているのが見えた。
ただ事ではない雰囲気を察知し、電話をしながら、様子を伺いに行くと、
「コチョウゲン?ええ?コチョウゲンかあ??」と、ざわざわしている。←ざわざわしていたのは、ほぼYーちゃんひとり(笑)
こちらは話が長引いて電話を切るに切れない。
やっと電話が終わって、Yーちゃんに事情聴取。
小鷹だと思って撮ったらコチョウゲンだったというのである。
「うそやろ〜!!なんでコチョウゲンが飛んでんねん!」
ほぼ、こちらに向かって真っすぐ飛んできて、ツミかハイタカかと思い、後ろのベンチからカメラを取り、1枚だけシャッターが切れたその1枚に奇跡的にピントが合っていた。
なぜ撮れたのかわからない、瞬間的に神様が宿ったとしか思えない奇跡のカットだった。→
こちら
コチョウゲンボウは広い農耕地や干拓地にしか生息できない鳥のはず。
まさに
“君は何処から来て何処へゆくのか”である。
時刻は15時14分、もし家族からの電話がなければ帰っており撮れなかったのだから、電話をかけてきてくれてありがとうです☆
しかし、この日、瞬間だけ通過したかに思われたこのコチョウゲンボウは、な、な、なんと!翌日、翌々日も観察され、私も遠いが撮影することができた。
そして・・・な、な、なんと!それから12日経った10月23日、2羽のチョウゲンボウ?!と思って撮影していた1羽がコチョウゲンボウだとファインダー覗きながら確認した。
バトルシーンの一部始終をまとめてみましたので掲載します!!
帰宅後の画像チェックをしていると、な、な、なんと!オオタカも写っていた!(^^)!
15時17分、それは、オオタカ(左)とチョウゲンボウ(右)から始まっていた!
15時18分、チョウゲンボウを追跡しているところにコチョウゲンボウが参戦!(^^)!
カラスがコチョウゲンボウを追い始め、
我々の頭上に
いいですねえ!この角度!
逃げるコチョウゲンボウは、
高く
舞い上がりながら、
3周して、
大きな眼で見ている
チョウゲンボウバックのコチョウゲンボウ
チョウゲンボウ(左)とコチョウゲンボウ(右)バトルシーン
奇跡の1枚→
こちら
バトルの最中に顔をかいている

余裕か
チョウゲンボウを追いかけるコチョウゲンボウ
チョウゲンボウひっくり返っている
カラスも加わり三つ巴戦

ここにオオタカが加わっていたら四つ巴戦だったのに!(笑)
合計で6周して消えていった
4分間のドラマ
だった。
このコチョウゲンボウは結局10月9〜11日、10月23、24日出現している。
どこか近くに餌場と塒があって、昆陽池が通勤路なのか??
コチョウゲンボウの認識が大きくくつがえされた出来事であった。
猪名川沿いにも近年記録が数例あることがわかり、調べてみると広い農耕地が無くても、川原があればいいことや、もしかしたら、コチョウゲンボウの生態に順応性が出てきて変化してきているのかもしれず。
野鳥はその生態が意外と謎でほとんどわかっていないことが多い。
だからこそ我々が新しい事実を発見するのだ!発見できるのだ!
今冬、このコチョウゲンボウがまた度々出現する可能性もあり、オオタカ狙いのカメラマンさん達もコチョウゲンタイムを毎日楽しみにしている。
Canon EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
画像1枚目は10月10日撮影
画像2〜17枚目は10月23日撮影
いずれも西入口から撮影

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