実は今年この作品にしたのには2つ理由があって、
ひとつには今年は鳥の写真で、これ!っていうのが撮れなかった。
そして、もうひとつには、
毎年、伊丹市展に応募してきて初回の伊丹アピール賞以来、4連続、どうしても入選以上にいけない年が続いており、
伊丹市展、人物を入れないと上位入賞できない傾向があるため、今年、満足いく鳥の写真が撮れなかったら、この写真を出そうと、大事に取っておいた。
ブログ未公開で、親しい3〜4人にしか見せていない秘蔵写真だったのです(*^_^*)
ある意味、勝負をかけてみたのだが、結果入選もできなかった。
やはり自分には鳥しか撮れないことが、よくわかった(笑)
そして今回多くの常連さんが落選され波乱の伊丹市展になっている中で、MR.Mさんが伊丹賞を受賞されたと聞いた時は、鳥の写真でも伊丹賞とれるんや〜!(^^)!が正直な第一印象でした。
私が新しいスタイルで挑んだことには、意味があったかもしれないし、道が開けたのかもしれない。
しかし、MR.Mさんが独自のスタイルを貫いて見事に野鳥の写真で伊丹賞をとったこともまた、彼が伊丹市展に新しい道を作ってくれた気がする。
そう思うと自分も野鳥だけの写真で勝負すべきだったと思ったりもする。
でも正々堂々と勝負して負けたのだから悔いはないけどね(^_^)
伊丹市展は年に1度のお祭りみたいなもので、別に私達がコンテストに凝り固まっているわけではない。他のコンテストには出していないし、これしか出してないし。
宮前まつり毎年ふとん太鼓担いで同じことして何が楽しいって誰も言わないでしょう。
それと同じです。伊丹市展なんてなんで出すのなんて愚問ですよ(笑)
野鳥のわからない審査員に自分の作品を評価されたくない気持ちも正直あるが、
審査員の好みで決まるからこそ、野鳥で勝ち取りたい思いがある。
それはきっと7年間ずっと良きライバルで戦ってきたMR.Mさんが1番よくわかっている。
スタートは私の方が早かったけど、すぐに追い越されてしまって、私は伸び悩んでいたけどね〜。
この気持ちは伊丹市展に出したひとでないとわからないし落ちたひとでないとわからない。
外野は何も言うなー(笑)
1年に1度の祭典という独特の雰囲気なので、落選したときのダメージは大きいのです。
1年間落ち込みつつ、ゆっくりと今後を考えます。
Canon EOS 6D EF24-70mm F4L IS USM

0