ちいさなチカラ　～猫エイズ、白血病、ガン…だけどシアワセ～

「欠けている」から感じられるしあわせ…黒猫牧場、ごきげんさん日記

2009/8/28

現在、あたたかいご縁を募集中のイノチくん
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「どうせなら、一眼レフで、かわいい写真を撮りますよ！」と、
えらそうに息巻いて、病院まで行ったのだけど…

動くや、動く！

「出してよ～」
「かまってよ～」
「ごはんがほしいよ～」
と、写真の半数以上が、口を開けたままのピンボケだった…

ああ…
私は、けして黒猫の写真を撮るのが得意なわけでなく…

（ピタッ）
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うちの子が、動かないだけだったのね～（つдT）

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（ピタタッ）

そんなあいが、

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ふいに、ビクン、と天井を見上げる

と

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ロフトから、イノチくんに負けない猛ダッシュでヒナが降りてきた

でも…

（ピタッ）
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あんたら、天才！？Σ(￣□￣）

一人でも多く病気を知って頂けるよう…お二つポチっと応援して頂ければしあわせです

人間の姿を見るたび、必死でおねだり…イノチくんにポチッと　

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イノチちゃんの、家族募集のホームページができました。
どうか一人でも多くの方に知っていただけるよう、優しいご縁と出会えるよう、
覗いていただき、お声掛けいただければうれしいです。

もうボクを捨てないで…

人間に捨てられ、体中に傷を負ったイノチくんの家族募集中！

もしも、ここを見ておられる方で、イノチちゃんの家族になってくださる方、
お顔だけでも見て考えたいと思われる方がおられたら、
お気軽に右のメッセージボックスか、saki-seri@infoseek.jpまで御連絡ください。

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Ｔシャツ祭で「限定Ｔシャツ」発売中です(*⌒∇⌒*)

猫エイズや白血病をはじめとする、動物の病気への理解と共生を願って…

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書籍版「ちいさなチカラ　あいとセリ」

「生きてゆく」
猫エイズと白血病を抱えた黒猫「あい」と
心に生き辛さを抱えた女性「セリ」の
本当にあった、ちいさな命の物語

タグ：地域猫　保健所　救われた

投稿者: 咲セリ

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2009/8/27

「「捨てられた」イノチ」　　幸せになった保護猫イノチくん

ビーはダンボール箱が好きだ

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怖がりもしなければ、
嫌がりもしない

それはきっと、
一度だって、ダンボールに入れられて捨てられたことがないから

ビーは、ごはんが欲しい時、のんびり待つ

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泣き叫んだり、
もらえないかもしれない、と不安がったりしない

それはきっと、
いつだってお腹いっぱいの日々を過ごしているから

愛されること

ひとりぼっちじゃないこと

ひもじくないこと

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それは　すべて　あたりまえ

先日、ビーの抗がん治療に行くと、入院室に一匹の黒猫がいた

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キラキラのお目目と、かわいい声とは対称的に、
身体は骨と皮だけで、ところどころの深い傷跡が痛々しかった

聞くと、
おそらく人間に捨てられた子が、野良生活にも馴染めず、
ケンカでつけられたのか、赤ちゃんのこぶしほどの膿を持つキズと、
熱い場所でも歩いたのか、ただれた肉球でさまよっていたのだという

優しい方が病院に連れてきてくれたけど、
その方もご病気で、この子は、キズが治り次第、また野良に戻される

生きていけるのか…

人間を信じきった目と、
食べても食べても満ちることのない空腹を抱えるこの子の未来は、

誰にもわからない

ぴょんに少し似た、愛らしい目をした黒猫「イノチ」ちゃん（仮名）

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