
あの頃、(高校3年生だからちょうど40年前)よく聴いたアルバムです。
謂れの無い苛立ちの中に居た私は、サイモン&ガーファンクルやビートルズの綺麗なハーモニーに別れを告げ、混沌の中に身を置きたかった?ような?時期?だったのだろう。
凄い衝撃でした。曲名も「ゴースト(幽霊)」
今思うと、「ジャズ=ゴースト(幽霊)」なのかもしれない。
誰も説明の付けられない音楽=ジャズなのかな?と思ったりする。
皆「ジャズ」と言う言葉の意味を曖昧にしたまま、「ジャズ」を語りイメージの共有化をすることすらしない。最大公約数としての「フォーム」で「ジャズのようなもの」を再現しようとしている。
「ジャズ 来るべきもの」と言う素晴らしいタイトルのアルバムが昔あったが、現在では「ジャズ 得体の知れないもの」になりつつあるような気がする。

0