一ヶ月以上の空白ができてしまった。
間もなく桜が咲き誇ろうとしているのに私はいったい何をしていたんだろう?
それなりに悩み苦しんだ一ヶ月だったのですよ!
先ず家の中のあちこちに散らばっていたCDの整理!!とあるリサイクルショップにあった1000枚収容というCDラックを購入!!バラシテ運んだのはいいが組み立てる場所がない!!!数日悩み行動開始!スペースを作るのに丸一日費やし、組み立てが終わったのは深夜!棚にABC順に並べ終わったと思ったらケースだけで中身がないもの!が多数!そしてすでに棚は満杯!!完了まで数日要したことは皆さんの想像に難くないでしょう!
街でバッタリ昔から知り合いのオーディオ商社の方に出会った。彼は私が所有しているスピーカーの型番を覚えていて「あのスピーカーまだ持っていますか?」と聞く!
「あのスピーカー欲しがっている人がいますよ。」と言う。(そのスピーカーは日本に10台位しか入っていない、、、)私は動かないアンプやうまく使いこなせないアナログプレイヤーなどがあったので、相談して家に来てもらうことに!!!
数日後家に来た彼は私の各部屋に散らばっているオーディオを見るなり「岡崎さん処分しましょう!」私は愕然!!!直してもらって使おうと思っていたのに「処分しましょう」とは何事?彼曰く「一年使ってないものは処分しましょう!」だと!
それから彼は「これとこれと処分して一組だけ残しましょう」と軽く言ってのける。
それも家の女房のいる前で!!!女房が喜んで賛成するのは火を見るより明らか!!
世の男性諸氏はお分かり頂けるだろう、この寂しさを!!!
私は「一寸待ってくれ急にそんな事いわれても、、、」と彼に一旦お引取り願い、それから壮絶な「精神の棚卸し」「所有しているオーディオの棚卸し」「所有している道具の棚卸し」が始まったのです!!!なぜなら彼が残した言葉「今だったらこのぐらいで売れますよ!」「どうしますか?」
正直に言おう、手放すのが惜しいのではない!丁度自分の残り時間を計算していたところ!どう足掻いたって全部の道具を愛でる事ができないところまで来ている!
耳は二個だけ、手は二本だけ、足も二本だけ、自転車に乗ってカメラを担いでどこまでいけるんだろう?部屋であれこれオーディオをつなぎ変えウィスキー片手にどれだけのLPやCDを聞けるのだろう?何本のギターに触れる事ができるのだろう?そしてどれだけの生演奏が聞けるのだろう?そしてどれだけの他者に出会えるのだろう?
また答えのない問いを発してしまった。
ただ真実はちゃんと「自分の棚卸し」をしなさいよ!と言うことかな?

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