昨日は、ステルベンから始まりました。
豆知識:ステルベンとは. ステルベン. ステルベン(sterben)とは、ドイツ語で「死亡」を意味し、医療現場では「ステる」とか「ステった」という表現で用いられることが多いようです。
ちょうど入院して1年。
人工呼吸器をずっとつけていました。
最近、かなり身体中、浮腫みが強くなって、尿量も減っていました。
不整脈も出たり、心拍数も上がったりね。
他ナースから「ちょっと看て下さい」と言われ訪室。
心電図モニターが心室細動になり、小刻みな波形になっていました。
そのあと、テレビドラマのようにピーとすぅーとまっすぐになってね。
息子さんがいらしてて、お母さんに連絡するよう頼んで、お母さんの到着を待ちました。お母さんに「お母さんごめんね、間に合わなかった、心臓止まっちゃった」ってあたし、、、、。『間に合わなかったか』とお母さん、、、、
娘さんもね、人工呼吸器着けてて、その時も確かあたし最後看取ったんだよね。
お父さんは、身体中拘縮きててね、足は伸びなかった。
受け持ちナースがまだ残っていてね、お母さんに会いに来た。
「お母さん、お疲れさまね、ありがとうね」って。
お母さんも『長い間良くしてもらってありがとうね』と。
二人の信頼関係、手を握ってお互いをねぎらって、、、、
それを見てたら、ウルっときてしまいました。
ここ最近、ステルベンが続いている。
続く時は、続くんだよね。三人一緒の船に乗るからとか。
一人じゃ寂しいから連れて行ったんだねとかね。
ついこの間の夜勤から、7人はお亡くなりになっている。
でも、みなさん最後は限界って感じ。
ホントに『お疲れさまでした。』と言いたい。