ピュアハート、なんと今年初のコンサートでした!!
長い長い自粛ですべてのコンサートが延期・中止になり、メンバーが揃うことも難しかった今まで。やっと再々延期のすえコンサート開催することができました。
アフリカのギニアビサウ国の子供たちに教育や職業訓練の場を支援している甘木市拠点のNPO法人エスペランサ主催のチャリティーコンサートです。
会場は、とても広大な遺跡公園の施設で、工作室をステージにと打ち合わせていましたが、当日はとても良いお天気。秋の風を感じながら屋外ステージを使ったら素敵かも、、、と、急遽外での演奏となりました。
屋内での、エスペランサ活動報告の後、お客様に椅子を持ち出していただき、中庭のお好きな場所に移動いていただきました。陽向組と日蔭組と綺麗に分かれていたのもステージから見て面白かったのですが、思った以上にお客様も多かったので、屋外を選択してお客様も安心して楽しんでいただけたかな、と思います。
メンバー全員揃って練習できたのが、本番5日前。その日は、みんなヨカコト(好きなように)放射線状の演奏、、、、。誰に合わせているのか、指揮も見ないし、自分だけの世界、、、。こうなるよね、、、想定内ではありますが、みんなの気持ちが下向き。それだけは修正したいと、みんなで体操したり、ふざけてみたり、一人じゃないよ作戦。少しずつ気持ちもアップすると、テンポもアップ。ノリもアップ。
それでも、2年間のブランクは大きい、、、、。
上手な演奏というよりも、日頃の今の状態を観ていただき、困ったときの彼らや、私とのやり取りから、「知的障がい」に対する関心や理解を持ってほしい、というのがピュアハートの主旨ではありますが、2年前に聴いてくださっているお客様が多い中、これではまずいと、本番前日にも集まってもらい、修正法を模索。
当日のリハーサルでも、およよ、、、。という曲も。
最終修正法は、メンバーほとんどが、自分が先頭をきって、というよりも、人に寄り添うほうが得意とするメンバーが多いので、演奏中で引っ張っていけそうなメンバーの音をちょっと音量上げて、そこにみんながついていく手法に。
作戦が成功したのか、メンバーの本番強さなのか、判断できないところですが、なんとか無事に、止まることもなく終了。
主催者の皆様にも、お客様にも、大変喜んでいただけたようで、ホッとしました。
演奏が終われば、すべて完璧!!と思える彼らが羨ましいな、と思いつつ、それが彼らの一番良いところなのです!!
悔いは忘れて、前進あるのみ!! 私も見習います!!!
これからまた感染拡大しないことを願いつつ、息の合った演奏を披露できるように頑張ります!!
主催者の皆様、いつも素敵な会場でピュアハートをお呼びいただきありがとうございます。お客様とも新たなつながりができ、今後の展開が楽しめそうです。ありがとうございました。
メンバーの関係者の方たちも沢山来場いただき、応援ありがとうございました。
PS 今まで楽器搬入やセッティングにママスタッフに頑張ってもらっていましたが、ママ達も体調不良や仕事が入ったりで今までのように動けない状況になってきました。今回はメンバーの弟君が楽器車を出してくれたり、お手伝いしてくれて助かりました。これから若手スタッフを集う事も視野に入れていかなくては、と自分の老い?太りすぎ?も感じたコンサートでした。