ピュアハート、小郡市文化会館大ホールにて90分のコンサートでした。
5年連続、5回目の小郡市立大原中学校のイベントです。
毎年、生徒さんで実行委員会を立ち上げ企画運営し、先生方がサポートに回るという試みで望んでくださっています。5回目の今年は、60数名の実行委員さんが集まってくださったそうです。
事前の準備、前日の楽器搬入、当日の司会進行、支援金箱作成、交流会の企画など全て生徒さんの手で進行されていきます。
楽器搬入の時にも「何か出来る事ありませんか?」と声をかけ、一生懸命動いてくれます。きびきびした動きは、見ていてとても気持ちよく、いっぱい頼みごとしちゃいました!みんな、ありがとうございました!!
先生方の事前準備もすごく、報告コンサートのDVDを4回に分けて昼休みに上映してくれたり、インターネットで実行委員さんとメンバーの職場を調べ、どんな仕事をしているのか知って貰っていたり、コンサートを見るだけではなく、彼らの日頃にまで興味を持って貰えるのは嬉しい事です。
そして学校側も、5年の集大成ということで会場を学校の体育館から、小郡市文化会館大ホールに移して下さり、ピュアハートも大きなステージで、照明も入り、音響も素晴らしく、とても気持ちよく演奏させていただきました!
メンバーは、どんな大きな会場でも、いつもと変わらず演奏します。それに、最近はスポットライトを浴びる快感も感じるのか、気持ちよさそうな笑顔で順調に進みます。
毎年内容も変えていますが、今年は障がいや、メンバーそれぞれの個性を見て、感じて貰いたいと思い、個人紹介のプログラムを入れました。
言葉では、なかなか想いを伝えにくいメンバーもいますが、楽器ではしっかり自己表現している姿に、生徒さんも色んなものを感じて貰えたかな、と思います。
最近、穣君のパワー溢れるドラムが好評で「元気貰えました」「何かにチャレンジしたくなりました」と言って貰えるのは嬉しいですね。
今年の新曲はビートルズの3曲。
その中の「Let it be」と「ヘイジュード」は、実行委員のみんなに参加してもらい歌ってもらいました。
3人がメインでマイクで歌い、他の生徒さん達がコーラスで入ったのですが、その歌の上手さにビックリ!英語の発音も綺麗で、感心しました。実行委員さん達が主役になれる場面も作れて、私達も嬉しいです。私も客席で聴きたかったな、、、、、。
「ヘイジュード」は客席の生徒さん、一般の皆さんにも参加いただき魂の叫び声を!!
始めは恥ずかしがっていた生徒さん達も、繰り返すうちにどんどんノッテきてくれて、嬉しかったです。現代なかなか大きな声を出す事がなくなってきていますが、たまには声を出して発散してスッキリしてもらえたらと思います。
後半は、吹奏楽の皆さんと一緒に、「Rising Sun」と「いざゆけ若鷹軍団!」を演奏。
リハーサル1回だけで立ち位置や表現方など、ガンガン指示させていただきましたが、本番でバッチリ決めて、楽しそうに演奏してくれている姿に感動でした!
メンバーも日頃と違う音に、自分の音色を間違えたかと反応していましたが、楽しそう!!
最後は、ホークスのジェット風船も舞いあがり、大盛り上がりでした。
一般のお客様も多数入られている会場で、先生方が一切ステージには現れず、生徒さんに全て任せているコンサート。先生と生徒さんの信頼関係がなければ出来ない事であり、素晴らしい事だと思います。
生徒さんの熱心さに大拍手!!そして5年間でここまでもってきていただいた校長先生、F山先生はじめ一致団結している先生方に大感謝!!です。
そこに関われたピュアハートは、本当に幸せです!!
来場いただいた保護者の皆様、一般の方からは、ピュアハートの被災地支援活動に48,169円ご協力いただきました。
被災地へ、彼らの音楽を届けて参ります。心より御礼申し上げます。
同時に、メンバーに生の声を聞かせていただき、励ましていただけるのが、何よりも次へ頑張りにつながります。本当にありがとうございます。
コンサート後の交流会も、大原中学校ならではの企画です。
実行委員さんとメンバーが同じテーブルを囲んで、ジュースで乾杯。お菓子を戴きながらフリートーク。メンバーが生徒さんの質問に一生懸命答えようとする姿も新鮮で、その答えを一生懸命理解しようとする生徒さん達も素敵です。
歌のプレゼントをいただいたり、楽しい時間はあっという間。この交流が、社会の中でも続いてくれる事を願います。みんな、気軽に声かけてくださいね!!
大原中学校の皆さん、卒業生の皆さん、諸先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました!!
2月18日の筑紫野市文化会館でのコンサートには、是非皆さんで来てほしいなと思っています。またお会いできる日を楽しみにしています!!