太宰府ロータリークラブ40周年記念事業として、「ピュアハート」と「Toi☆Toi☆Toi」90分のコンサートをさせていただきました。
太宰府ロータリークラブの皆様には、毎年、4市一町を巡るコンサートを開催いただき、大変お世話になっています。
今回は、40周年事業ということで、会場も「九州国立博物館のミュージアムホール」。内容も豪華です!!
第一部は、リオデジャネイロパラリンピック視覚障がい者マラソン銀メダリストの道下美里さんと、RKB毎日放送の宮脇憲一アナウンサーとのトークショーです。
事前に色々な方から、とても楽しくて素敵な話しを聞かせてくださると聞いていたので、是非拝見したかったのですが、自分たちの出番前ではさすがに余裕もなく、控室待機。残念でした。
でも、本番前に少し控室にお邪魔してお話しさせていただきました。道下さんも、宮脇さんも、ピュアハートとといといといの活動にとても興味を示してくださり、気さくにお話ししていただき、とても嬉しかったです!!
そして、本番の演奏も、舞台袖で聴いてくださり、「とても感動しました。私もまだまだ頑張らなきゃ!」と言ってくださったそうです。嬉しい〜!!
さて、第二部は、「ピュアハート」「といといとい」のコンサートです。
その前に、宮脇アナウンサーさんと私で3分程活動内容等お話しさせていただきました。
その背景には、音楽ランドやDanceリベラで輝くメンバー達の様子を放映。
今回、太宰府ロータリークラブの会員さんに映像作成会社の社長さんも居られ、ステージだけではなく、他の生活シーンも皆さん知りたいと思っているのでは?是非撮影して見て貰いましょう。と言っていただき、事前に撮影、編集していただき、コンサートでの放映となりました。
いかがでしたでしょう?
さて、演奏スタート!!
といといといの健君の指揮で「威風堂々」スタート。健君の持ち味は、人を引き付ける魅力があること。自分が注目される事も大好きで、人を乗らせる事も上手です。沢山のお客様の前で、少し緊張(驚き)もあったようですが、しっかり大役を務めてくれました。
前半は、「ピュアハート」「といといとい」合同で、夢の国バージョン。ゆきママのナレーションも板に着き、優しい語りの中で「といといとい」の演奏も際立ちます。「ピュアハート」もダンスで盛り上げ、「星に願いを」では先輩の貫禄演奏も決まりました。
「といといとい」の出番は、ここで終わりですが、コンサートを重ねる毎に進歩し上手になってきています。これからは胸を張って単独コンサートも出来そうです!!お楽しみに!!
さあ、後半は「ピュアハート」6人の演奏です。
いつものように、楽しい曲から、聴かせる(泣かせる?)曲など14曲を演奏しました。
いつもお世話になっている太宰府ロータリークラブの皆様にご恩返しの思いもあり、最高の演奏を届けるために、音響FANAさんにお願いし万全の態勢で臨みました。FANAさんも最新の機材を持ち込んでくださり、K貝さんのオペレーターで最高の音を響かせてくださいました。
それは、そのままお客様に伝わり、演奏終わりから拍手までの間で察することができました。
今までは、ありのままの彼らを見ていただく事で「知的障がい」という言葉への関心や理解を求めてきましたが、「ピュアハート」もそろそろ「音楽」で表現できるようになってきたかな!
それには、やはり「音」なのですよね。
音響さんの役割の大きさを感じ、知って戴く事の重要性も感じたコンサートでした。
演奏と共に、個人レッスンの様子や、ゆきさんの仕事の様子、リハーサルの様子なども放映していただきました。
コンサートだけは知り得ない場面を映像で表現いただき、お客様からも感動の声を沢山いただきました。
「シンセの音がこんなに心に沁みわたるとは、、、、、知らぬ間に涙があふれていました。」
「みんなの影の頑張りを知ることができ、自分ももっと頑張らなきゃと思いました。」
「とにかく最初から最後まで涙で、、、こんなに感動したのは始めてです。」
「みんなからたくさんの元気を貰いました。これからもっと頑張れそうです。」
と、本当にあたたかい嬉しい言葉をたくさんいただきました。
こんなに凄い言葉をいただいても、平然としているメンバーがまた凄いのですよね!!(笑)
フィナーレは、道下さん、ロータリークラブの皆さんも前に出ていただき、会場の皆さんも一緒に、東北と熊本の人達へ想いが届くように「花は咲く」を大合唱。
最後まで、会場が優しい空気に包まれ、素敵な時間を共有できたのではないかと自負しています(笑)。
ここまでに、実行委員の皆様には、多大なご苦労があったと思います。お忙しい中、ご尽力いただき、本当にありがとうございました。
皆様の支援にお応えできるように、これからも彼らの輝ける場面を沢山創造していきたいと思います。
ご来場の皆様、あたたかい拍手で包んでいただき、本当にありがとうございました。