熊本地震支援として、毎週、西原村で炊き出し支援継続中ですが、今回は、2回目のピュアハートによる訪問コンサートでした!!
震災後5月末から9回、福祉避難所に避難されている方達対象に炊き出しをさせていただいていた益城町の高齢者施設「ひろやす荘」にお邪魔しました!!
ここは広大な敷地に、平屋で作られた、とてもお洒落で綺麗な施設です。みんなで高齢になったら、こういう所に入れたらいいね、、、。と思わず言葉に出てしまうような素敵な場所です。
職員さんも、いつも笑顔で、明るいあいさつの声。元気になります。
その施設のホールが、福祉避難所として開放され、沢山の御家族が避難されていました。
9回の炊きだしで、食後に珈琲やお茶とお菓子を持って、避難されていた方ともお話しさせていただいていましたので、顔見知りにもなっていました。その方達にも来ていただければいいな、と思っていました。
施設の職員の配置もあり、平日での開催となり、仕事されている方はどうかな?と心配していたのですが、なんと7名の方が来てくださいました!!みなさん、とてもお元気そうで、ニコニコとピュアハートの演奏を聴いてくださいました。
施設の利用者のおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に楽しんでくださり、会場は全席車いす席!!というほっこりムード。
演奏前に、メンバーもスタッフもみんなおじいちゃん、おばあちゃん達と握手してコミュニケーションをとります。これは、知らない人間が突然生活している場所に来て、ガンガン音を鳴らしだしたら不快に思ってしまうと思うのです。なので事前に「こんにちは。」「お邪魔します。」「これから演奏させてもらいますね。」「一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。」という言葉かけは大切だと思います。
すると、おじいちゃんたちも、既に涙目で「よう来たね」「ありがとう」と手を握り返してくださいます。
メンバーも嬉しそう!!
演奏中も、笑顔を返してくださいます。
中盤、炊き出しの料理長ゆかりさんにもお話しいただきました。暑い日も、雨の日も、皆さんのしばしの安らぎになればと一生懸命だったゆかりさん。避難されていた御家族とお会いして感きわまるものがあったと思います。みんな涙。
「マツケンサンバ」はスタッフも一緒に、大盛り上がり!
若い頃、おじいちゃんと一緒に踊ったのよ。というおばあちゃんもいらしたそうです。
おじいちゃん、おばあちゃんも、皆さんとても良い表情だったのですが、写真アップできないのが、残念です。
このコンサートは、福岡の人達のあたたかい気持ちによる支援によって行われている事も報告させていただきました。
皆様に喜んでいただけるコンサートができ、ピュアハートメンバーの凄さも改めて感じる事ができました。
ひろやす荘には、また是非お邪魔させていただき、避難されていた方達の同窓会にもなれば嬉しいな、と思います。
あれから、もうすぐ一年。壊れてしまった家の修繕も進んでいるようですが、負担は大きくのしかかるでしょうし、心の負担も大きいものがあると思います。
ピュアハートの音楽が、少しでも寄り添えるものになれば嬉しいです。
施設の皆さまには、あたたかく迎えていただき、お菓子まで頂戴し、本当にありがとうございました!!
来月は、西原村たんぽぽハウスの第2施設の開所式にて演奏させていただく予定です。
私達に出来る事を、無理なく、楽しく頑張ります!!