ピュアハート、山口県萩市の「南日本海音楽祭」招かれ1時間のコンサートです。
遠方なため、前ノリで22日に出発!!萩市のスポーツクラブの送迎バスで筑紫野までお迎えに来ていただき、メンバー・保護者・スタッフが乗車。楽器はレンタカーを借り1台で運搬。スタッフに運転お願いし、安心して現地入りすることができました。
今回は保護者全員が同行、スタッフは5名同行総勢19名で萩へ向かいました。主催者の方も、どうぞ「観光気分でいらしてください。」と言っていただき、萩市に着くと、そのまま松陰神社で参拝。すると実行委員の方より、「萩市総合支援学校でおまつりをしているので行ってみますか?」と提案いただき即行、支援学校に向かいました。「萩総まつり」と題し、小中高生の発表や作品販売です。もう閉会間際だったので急いで校内をめぐり販売担当の生徒さん達と交流。ポストカードや萩焼の作品を何点か購入させていただきました。
広い敷地に全校生徒86名程とお聞きし、ビックリ!ピュアハートメンバーの通う特別支援学校は、400名超です。コミュニケーションの深さはやはり人数で随分変わるでしょうね。
ママ達が学校の様子を見ている間、私は体育館をチェック。なぜならば、いつかここで演奏、、、ということもあるかと、、、(笑)。
あっという間に閉会となり、また観光へ。
日本海を眺めたり、明神池を散策。
するとまた実行委員の方より「支援学校を早期退職された方が作られた施設に見学に行ってみませんか?」と提案がありすぐに施設訪問。昨年4月に開所された「ドリームスクール・はぎ」です。
障害者自立訓練(生活訓練)事業として日本ではじめての宿泊型訓練施設だそうです。施設長さんから丁寧に説明をしていただき、保護者は必ず高等部卒業の時に思う「障がいのある子はどうして高等部を卒業すると一律に社会に出ていかなければいけないんだろう。」「ゆっくりな成長だからこそ、学校から社会への移行はじっくり時間をかけるべきではないか。」と、その思いを現実に、「もっと学びたいという仲間とゆっくり、じっくり、楽しく生活能力を高める支援」をされているそうです。
我が娘も、一度社会(通所施設)に出したものの生活レベルを上げて欲しくて23歳で特別支援学校の寄宿舎に入れてもらい、グループホームに移行しました(今は家で過ごしていますが)。
当時そういう場があれば、すぐに入所させていただろうな、、、。
福岡でも増えてきましたが、我が地元にもできるといいな、、、、、。
その時いらした利用者さん5名と交流させていただきました。作詞作曲が好きな男性が自作の歌を披露してくれました。音楽大好きなピュアのメンバーもじっとしていられずフォーチュンクッキーを踊りだす。音楽はいいですね。言葉なくとも交流できる!!
お土産に、利用者さん作製の萩焼もいただきとても良い記念になりました。ありがとうございました。
その後、いよいよ明日演奏する萩市民館に楽器搬入!
ステージからホールを見たとたん絶句、鳥肌、、、、。
なんて綺麗なホールなのでしょう!!こんなに素敵なホールで演奏できるなんて凄い!!と感動。
音響さんとも打ち合わせができ、明日の本番が待ち遠しい、、、。
でも、音出しは、明日のお楽しみ!!会場を後にし、宿泊場の民宿へ。
今回は保護者が全員いることもあり親子グループで合宿気分。でも慣れない大人にはちょっと辛い経験だったかな?
夜は実行委員の皆さんと交流食事会。メンバーは食事に夢中。大人はビール片手に話も弾み楽しい夜を過ごしました。
今、思い出しながら書いていても、なんと内容の濃い一日だったのでしょう。
でも演奏旅行の本筋を通せたような気がします。遠くに行ってもホールの裏口から入って、演奏して、主催者に挨拶して、裏口から出る。というのがほとんどです。せっかく遠くまで来たならご当地の美味しいものも味わいたいし、地元の人達と交流したい、いろんな物を知りたいと思います。その思いが全て叶えられた事、ほんとうに嬉しい旅でした。
さあ、明日は本番!!
続きは後ほど、、、、