ピュアハート、今日は、キャナルシティそばにあるぽんプラザホールでコンサートでした。
今回のイベントは「博多笑い塾」主催。「博多笑い塾」は「笑って健康」をテーマにプロではないけれど、多彩な芸能人が集まり、多方面に出前出張で笑いを届けたり、イベントの企画制作をしています。その代表の小ノ上マン太朗さんも、笑いの耐えないバイタリティー溢れた方で、そのパワーは何百人のハートに笑いの癒しを届けていらっしゃいます。
そして、今回ご一緒させていただいたミスターハンディこと森裕生さん。
超イケメンの27歳!へその緒を首に巻いて、脳性マヒで生まれた彼、絶妙なバランスで歩き、しゃべるしゃべる!障害者だから言える言葉、それも笑いに変えて話す内容には、度肝を抜かれ、涙を流しながら笑ってしまいます。「僕は国家公務員です!だって、障害者年金っていう給料を国からもらってますから!」他にも彼の名せりふは盛りだくさん。是非一度実際に聞かれてみてください。目からウロコの感覚を絶対に味わうことになると思います。
そして、もうひと団体は北九州を拠点に活動している知的障害者舞踊「聖幻会」。
ダウン症の女性が踊る「黒田節」その目の迫力に圧倒され彼女から発せられるオーラに会場中の人が息をのみます。やはりダウン症の男性のジェロ顔負けの歌(?)いっぷりや、先生のきれいな舞に、会場中が華やぎました。
そして、最後はピュアハートの登場。メンバーは新衣装と、ここまでの内容の盛り上がりにちょっと興奮気味。サウンドチャックもないままの本番突入で、気持ちもバラバラのスタートでしたが、1曲ごとにいつものペースを戻し、スポットライトのまぶしさに涙しながらも最後まで頑張りました。久々の自己紹介も新学年や新職場の紹介と慣れないことで戸惑いもありましたが、そこが彼ららしさの出る場所でもあり、あったかい雰囲気をかもし出してくれました。アンコールは会場の皆さんも一緒に「恋のマイアヒ」を踊ってもらい日頃したことのない何回ものリピートにも、みんな止まらずに応じていたのに私がビックリ!その場の雰囲気で演奏しちゃってる彼らに凄さを感じてしまいました。
同じ共通点がある団体だからこそなのか、不思議な連帯感も起こり、エンディングでは凄いパワーを感じました。
ただ、残念なのは、こんなに素敵な内容なのに、お客様が少ないこと。運動会や、イベントがたくさん重なる時期ではあるのですが、「もったいないな、、、。」と思いますね。でも、これからどんどん口コミで一人から二人、二人から三人と広がることを願っています。
夜は、マン太朗さんと森さんと他数名で打ち上げをしたのですが、ますます饒舌な森さんのシモネタに大爆笑!「昼は障害者。夜は健常者。僕の服は鉛や鋼鉄のように重いんです。それを脱げばメチャメチャ早く走れますよ〜!」って、、、。健全な森さんでした(笑)!
これから、またご一緒のイベントも増えると思いますので、皆様、お楽しみに!お見逃しなく!!!
コンサートの様子は、ピュアハートホームページ「NEW!!」をご覧ください。