昨日は、ピュアハート、「筑紫野市障がい児者を考える会」のチャリティーコンサートに出演。
またまた文化会館大ホールのステージでした。
今回はおやじバンド3グループとの組み合わせでしたので、ステージ上はすごいモニターとスピーカーの数。それにステージの中央にドラムセット2セットが鎮座している。
打ち合わせにはなかった光景にちょっとビックリでしたが、まあ、それも想定内。
ピュアハートが楽器が多くプログラム1番、なのでリハーサル及びセッティングは一番最後。やっと、ステージが空いたのは開場10分前。
主催者側もこういう企画はなれてないので、全体のタイムキーパーがいない状態では仕方のないこと。とにかく、セッティングを、、、、と思いきや前のグループの譜面台や楽器や私物が放置されたまま、、、、。次のバンドへの配慮はすっかり忘れられてる状態。社会的にはもう立派を通り過ぎた団塊世代の方たちばかりなのですが、ステージなれや、コンサートなれしてないのか、こういうミックス企画になれてないのか、、、、やはりいい演奏をと本番のことで頭がいっぱいなのでしょう。
それでも会場の舞台スタッフや主催者スタッフの応援もありなんとかサウンドチェックまでは完了。ただ音のバランスは気になったまま開演。
5分押しでのスタート。メンバーはステージ衣装も決まり、今日はロック系バンドもありなのでちょっとメイクやヘアーも派手にきめて気分は上々。少し早めにステージにスタンバイ。すると5分押しを調整しようとしたのか来賓や議員さんの紹介は飛ばしすぐにピュアの紹介。なんと5分前の幕開けにちょっと慌てた私。打ち合わせの緞帳上げのタイミングも関係なく緞帳が上がってくる〜!それでも動じないのがピュアのメンバーたち、堂々たる「威風堂々」の演奏で客席はシ〜ン。魅せられて身動き一つ取れない、という感じが客席から伝わってきます。
2曲目の「大きな古時計」では今回ちょっと平井堅風にアレンジして途中でブレイク。これも1・2回の練習でしたがバッチリ決まりメンバーの気持ちも上昇。
いよいよ16ビートのメンバー紹介。なんとドラムはスペースの問題で他のバンドのものを借りたのですが、いつもないシンバルがたくさんあったり、ハイハットも高め。それをその場で器用に使って叩いてるみのる君。もうカッコイイ〜!!!
もう何かがはじけたようにみんなカッコよくノリノリのメンバー紹介。素敵でした。
とにかくステージのモニターの音量が大きくてマイクのマリンバが聞こえない。そのバランスだけが気になったのですが、やはり雰囲気を変えようと用意した「カノン」ではシンセにマリンバの音が聞こえずズレズレ、、、シンセの音を落としたり微調整しながらなんとか傷を最小限で抑えて、最後は「言葉にできない」で客席の涙をさそい完了。
カーテンコールまであり、大満足のメンバーでした。
コンサートで常に心掛けたいのは、お洒落でスマートな進行。
あくまでも主催者の要望に答えながら時間厳守、素早いセッティングと撤収をモットーに!
そこには「障がい者の団体だから、、、、。」という概念を絶対に持たせたくない、という思いは強くあります。彼らだからこそ逆にカッコよくスマートに行動し「想像以上に大変ではなく、また来てほしい!」と主催者に思って貰うことは大切かな、と思っています。
コンサートをするたびに反省点もありますが、みんなに愛される「the Pure Heart」になるように日々自己研鑽ですね!
さあ、次は2月7日「そぴあしんぐう」でのコンサートです!