○筑小学校、特学の授業参加でのピュアハートコンサートでした。
対象は9名の児童と保護者。なので和気藹々と交流ができれば良いかな、、と割と気軽に考えていました。
いつもなら下見や打ち合わせに事前にお邪魔するのですが21日のコンサートで余裕もなく電話のやり取りだけで当日を向かえてしまいました。
最初に迎えて頂いたのは教頭先生?でも「保護者の車はアッチに停めてください!」のお言葉。「いえ、楽器搬入の車なんですが、、、。」このやりとりも事前訪問してない私の責任なのでしょうがない。でも、お手伝いいただいて楽に搬入完了。
ただ現場に担当の先生が授業中でいない。なので客席的に組まれていた椅子の配列をみて楽器のセッティング。そして軽いリハーサル。すると登場した先生が挨拶もそこそこに「楽器がここではまずいんです、反対側にずらしてもらえませんか?」と。いや、そう簡単には動かせないぞ、と粘る姿勢の私でしたが、実はその前に特学の子供達が演奏するカンペが上からぶら下がっていたのです。そうなると無理強いもできず慌ててセッティング直し。
登場した9人の子供達。でも、、、、、表情がない。元気がない。
この日まで2週間練習しました、と楽器演奏とハンドベルの演奏を聴かせてくれました。
でも、途中で校内放送が、それもJOY倶楽部のフィルソーグッドが流れてる。なのに、先生はハンドベル演奏を止めることなく続けてる、、、、、何がなんだか???音楽指導者の私としては違う音楽がダブルなんて考えられない!「音を楽しんで聞かせる」のが音楽では?
時間的な配分に切羽つまってるの?でも、子供達は一生懸命練習してきた、と言ってるのに、これでいいの?と思いながらもアッサリ終了してピュアの登場。
ピュアの子供達は21日のコンサート後で音もバランスも綺麗。何しろみんなの堂々たる姿は輝いてる。ただ、ドラムの穣君が修学旅行中で出身校のこの企画に参加できなかったのはとっても残念でした。変わりに宗一郎がドラム担当。それを追っかけて(嬉しいかな宗一郎ファンだそうです!笑)ビデオを回す穣ママも最高でした(笑)。
途中、一緒に歌ったり、一生懸命笑顔を引き出そうと思ったのですが、なかなか9人の子供達の表情は硬い。なんで?
日頃から、おとなしく、目立たず、静かに、と教えられてる(固められてる)のかな?なんて想像すると哀しくなって、、、。
学校教育にカリキュラムが必要なのは解りますが、特学の場合、もっともっと一人一人の個性を認めてあげて、いかに回りに理解を求めるか、だと思うのですが。健常児に近づける(見せかける)ための無理強いはしないで!と思ってしまった一日でした。
疲れた!