メンバー担当スタッフのみなさんへ
3日間の疲れと虫刺されのかゆみと戦っている頃でしょうか?
ほんとうにお疲れ様でした。そして、心よりありがとうございました。
まだまだ自分のことだけで精一杯の年齢の君たちに、3日間も子供を預けられてさぞ戸惑い、不安、恐怖だったことでしょう。
トイレひとつにしても付き添う事に戸惑い、お風呂も注意信号出しっぱなしで、添い寝の仕方にしてもどうしてよいのやら、、、わからないことばかりですよね。
ましてや、言葉のコミュニケーションがうまく使えないメンバーだったり、行動が活発なメンバーだったり、勉強会で予備知識があったとしても現実になったとき、きっと今すぐ家に帰りたい心境だったろうと思います。
すぐになついてもらえた人。最後まで壁が取り払えなかった人。親以上に教育的になってしまった人。担当の子供によってもいろんな思いがあったことでしょう。
でもね、全てがみんなにとっては初体験。「うまくいかなくてあたりまえ!」なんだよね。
影で涙していた君たち、それが本来の素直な気持ちだと思うよ。
事前にどんなに勉強会を開いても実践とは全然違うし、思うように子供は動いてくれない。
だって、生まれたときからずーっと一緒の親の言うことだってきいてくれないんだから、、それができちゃったら親のほうがショック受けていたかも(笑)。
親の目もすぐそばにある中、笑顔を絶やさずいることがどんなに大変か、、、、、。
でも、誰一人として私のところに弱音をはきに来た人はいなかった。
それは、グループリーダー、サブボス、そしてボスの凄さだと思ったよ。ちゃんとその夜に悩みを聞いてあげてみんなで対処法を考えて翌日にはフォローしている姿、素晴しい!
学生ならではのチームワークにも関心したよ。
だって、もう二日目からは「自分のことより子供のこと」で必死になってる姿がまぶしかったもん。どんなに化粧して綺麗にみせてる姿よりも、汗で素顔になりながらも常に子供の動向に目を配り走り回ってる姿は美しく輝いてたよ!
もし、今、子供と心が通じ合えなかったと落ち込んでる人がいたのなら、それはまだまだ子供の本心が見抜けなかっただけ。言葉や態度ではイヤイヤ・ヤダヤダしていても3日間自分だけを見つめてくれた人を忘れるような子供たちではないんだよ。言葉でどういおうとも心には大きく「やさしいお兄ちゃん・お姉ちゃん」で刻み込まれてる、どう表現してよいかわからなかっただけ。それでも不安な人は絶対に来年も参加すべし!全然違う反応が返ってくるはず。1回でめげないで!!!
運営スタッフにもいっぱい反省はあります。ゆったりした時間を、声かけを、といいながらもみんなの安全性や次の行動を考えるとついついあせらせてしまったり、出たり入ったりをさせてしまったり。精神的プレッシャーをかけてしまったのはそこが一番大きかったかな、と反省しています。ごめんなさい。それでも子供たちを最優先にフォローしてくれたことほんとに感謝しています。
キャンプファイヤーで戸惑ったときも、先輩OB・OGのフォロー、これには敬服。
そして管理人さん独特のフォロー、ありがとうございました。
あの後、名誉挽回と朝方までパフォーマンス劇場の盛り上げ方を練習していた3年生。
あのまっすぐな目を見たとき「これは明日まかせっきりで大丈夫」と確信しました。
そしてクライマックス。みんなの体はヨレヨレでも心はちょっと不安げな達成感。思わず貴方達のすばらしさに涙が止まりませんでした。そして、私にできることは不安げな達成感を完璧な達成感に変えてあげること、、、それはとめどない涙でした。
ほんとにすばらしい貴方達。よく最後まで笑顔で頑張ってくれました。
こころから ありがとう。 そして、また来年逢おうね。