アルトネリコ、クリアしました。
で、間髪入れず2周目開始(爆)。←まだ始めただけだが
コンプ要素があるんで、クリアしたからと言って終わる訳には参りません。
難易度が高いわけではないので、Wiki見ながらやれば楽勝でしょう。
まぁこれに限らず、私のRPGプレイ法は
1周目:普通にプレイ
2周目:攻略情報を見ながら完璧を目指す
なわけですが。
さて、内容の感想ですが…まずシナリオについては良かったと思います。
最近は変に展開が懲りすぎて、内容を理解するだけで困難なものが多いのですが、これは普通にプレイして普通に理解できる分かりやすい内容でした。
あからさまな感動狙いが無かったのも○かな?
システムですが、本作でもっとも特徴的なのは戦闘システム。
既存のRPGとは一線を画すシステムで、製作陣の意欲を感じ取ることが出来ましたが…もう少し煮詰めて欲しかったです。
基本的な流れは、
後衛が魔法を詠唱する→前衛が詠唱終了まで後衛を守る→魔法発動→敵殲滅 なのですが、ゲームの序盤から終盤までそのパターンにほとんど変化がないのは辛いです。
一般的RPGならばレベルが上がるとともに魔法やら特技やらで戦闘のバリエーションが増えるのですが、本作は 前衛:物理攻撃、後衛:魔法攻撃 と強制的に分担されているため、そこに変化を生じさせるのが困難です。
使う魔法が強くなる、ぐらいで。
まぁ、このゲームのメインは戦闘やレベルアップではなく、
ヒロインとの交流と考えるのが良さそうですね。
つーか、製作側は実際にそういう意図で作成している節がありますけど。
良かった点は「今の目的は?」コマンド。
次にすべきことのヒントが見られるんですが、これのおかげでプレイの間が空いた時も快適にプレイできました。
エンカウントの回数制も良かったですね。
「あと3回戦えばもう敵が出なくなる」のように計算ができるんで。
あと気になった点をずらずらと。
まずはフィールド移動時のアクション要素。
ジャンプで段差を乗り越えたり、魔法で障害物を破壊したり、ってはっきり言って不要です。
未プレイの方にも分かるように言いますと、ドラクエのキャラが移動時にジャンプできる、ってようなもんです。
あっても無くても一緒ですよね?
アクション要素を入れるなら、「タイミングを合わせて飛び移る」とか「一定時間内に進まなければいけない」のような場面があっても良かったのではないかと。
回復アイテムの種類が多すぎ、そして効果が分かりにくい。
「HPをかなり回復」って(苦笑)。
という感じで見てみると、「既存のRPGにも盛り込まれている要素については微妙だが、本作のみの特殊な要素については完成度が高い」というある意味計算通りの仕上がりになっています。
バレ防止のためにあまり触れませんでしたが、ダイブ・トーク・コスチュームの3大萌え要素(仮)もよくできています。
つまり「ムスメ調合RPG」というジャンルで考えると、完成度の高い良作になるんですかね。
総合ランクはA、「やって損無し」とします。
おすすめですよん。

0