重要性の高いニュースを先にお送りした(笑)ため数日遅れとなってしまいましたが、先週末にこれ以上無いぐらいの分かりやすい形で米国産牛肉の輸入が停止になりました。
肉の中に思いっきり脊柱が混入していたという事で「ちょwwおまww」と言いたくなるレベルのルール違反です。
なんでこういう事が起こったかを考えてみますと「いくつもの偶然が重なって厳重なチェック体制をすり抜けた」…な訳ないですね(爆)。
「アメリカ側がもともと真面目に取り組む気がない」とか「輸出用だから(米国内での)検査の手を抜いた」などが思い浮かびますが、私の考えは違います。
おそらく、
「精一杯真面目にやった結果がこれ」ではないでしょうか。
言い換えるならば、
「これがアメリカの限界」です。
検査で見落としたにせよ、そもそも危険部位がどこなのかを正しく認識していなかったにせよ、アメリカ人が懸命に頑張ってもこのレベルなんですよ。
日本人は「徹底」「丁寧」「精密」と言ったことをさせたらば、それこそ世界トップクラスの能力を持っています。(たぶん)
その日本の基準で考えた「徹底」を、アメリカ人に要求することがそもそも無理なのではないかと。
別にアメリカ人が日本人より民族として劣っている、っていう訳ではありませんよ。
あくまでも得手不得手の話ですんで。
ま、いずれにせよこれで牛丼の復帰は無期延期になりました。
再々開を待つよりもオーストラリアあたりで良質の牛肉を生産する手立てを探す方が早いのでは?(苦笑)

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