今日だか昨日だかの新聞に、先週(=年末)のテレビ番組の視聴率上位一覧が出ていました。
去年よりも数字を上げた紅白第二部(42.9%)、第一部(35.4%)がワンツーフィニッシュ。
それでも歴代ワースト2位とのことです。
NHKは50%超えを目標にしていたようですが、私に言わせればそれは不可能ではないかと。
年末といえばテレビで紅白というのが常識だった時代に比べ、今は娯楽が多様化しすぎています。
テレビを見る人自体が減っているわけですから、視聴率を昔の水準に戻そうというのも無理な話。
そもそも、普段テレビを見ないような人を引き付けるためのコンテンツが歌番組というのが無理ありすぎです(笑)。
「視聴率」ではなくて「占拠率」で考えた方が良いのでは?
さて、そんな感じで視聴率を熱望しているNHKでありますが、私に番組編成をさせてくれるのならば今よりは確実に上げられる自信があります。
もちろん、実現可能な範囲内の手法で。
おそらく紅白離れの原因は、「出場歌手のラインナップ」と「詰め込み過ぎの内容」の2点に尽きると思いますので、そこを改善すれば良いでしょう。
まず出場の歌手。
今回も事前に視聴者アンケートを取っていたようですが、それをもっと色濃く反映させます。
出場者はアンケートの上位20組(仮の数です)をそのまま選びます。
辞退者が出た場合は以下を繰り上げして。
演歌陣が壊滅しそうな気もしますが、それはそれで諦めます。
あるいは別に「演歌枠」を設けてもいいですし。(全体の2〜3割で)
次、内容。
見てると思うんですが、曲間のくだらない寸劇が多すぎます。
そういうのは全部カット。
ステージの準備に時間がかかる場合は、純粋に司会のトークのみで繋ぎます。
司会と言えば、司会は男女とも曲アナで十分でしょう。
変に芸能人を使うから、好き嫌いとかが出てくるんでしょうし。
さて、そういった細かい寸劇をカットすると放送時間も短くなります。
今回は4時間強ぐらいだったはずですが、3時間程度に短縮可能でしょう。
これにて、「短いが内容が詰まった紅白」の完成です。
世間が見たいと思う内容のみが凝縮されている(はず)んで、今よりも視聴率が上がるのは確実かと。

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