キャンディ。毎日いつも、泣いてばかりだね。
つらいよね…。悲しいよね…。
時に正気を保つことすらままならなくなりそうで…この世に生まれた意味すら、見失いそうになるかもしれないね…。
まさぼーも、今はそんな心境です。
精一杯頑張ってきた病院の仕事を突然わけもわからず解雇されて、やっと見つけた小さな夢もなくしてしまいました。。
だけどね…こんな時には、人の優しさが身にしみます。
まさに「捨てる神あれば拾う神あり」で、自分の周りには、なんて優しい人がいてくれたのだろうと、感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
いつもと変わらぬ笑顔で見守ってくれる、妻ざわりん。自分自身も苦しい思いを抱えながら、メールや電話で励ましてくれるナゴちゃん。ブログのコメント欄で温かい言葉をかけてくださる、GREENちゃんやcyacyaさんをはじめとする心優しい皆さん。
「自分さえ良ければそれでいい」「役に立たない者は排除しさえすればそれでいい」と、世の中どんどん怪しげな方向へ向かっているけれど、まだまだ捨てたもんじゃあないなと感じます。
僕も、それこそ抱えきれないほどの課題を抱えたまんまで、ヨレヨレになりながらやっと歩いている一人の弱い人間です。
だから、キャンディのことを「批判」する気持ちはないの。今までもそうだよ。
一人の対等な人間として認めているからこそ、耳に痛い言葉や厳しいメッセージも、包み隠さず伝えてきたつもりです。キャンディなら、きっといつか受けとめて糧にしてくれると信じて、そんな風にしてきました。
痛い言葉は、言われるほうも痛いけど、言うほうも心が痛みます。だけど、キャンディのことを見てると、まるで昔の自分を見ているようで…放ってはおけないの。
心に光のない人間は、救いようがありません。
どんなに朝から晩まで仕事を頑張っていても、お金をたくさん持っていて人から羨ましがられるような暮らしをしていても、いつも不平不満ばかりを抱え、感謝の気持ちがなく、自分より弱いと見える他人の揚げ足ばかりをとって痛めつけては強いふりをするような人間には、興味も関心もないんです。
キャンディやナゴちゃんには、どんな闇に覆われても、けっして負けない強い光を感じます。
光の制御の仕方がわからなくて、もがき苦しみながら、神様や仏様に直接コンタクトしようとしているような、そんな印象を受けます。
ナゴちゃんが、こんな素敵な言葉をブログで書いてくれていました。
「自分の影の濃さに驚いた。私たちはどんなに闇に包まれていても、光の中で生きているんだ」って。。
光の下でもがく人間の影は、いつだって「濃い」んです。だから、あまりの挫折感の中、たとえ当の本人が「自分なんて、とるに足らない人間だ」と思ったとしても、周りが放ってはおかない。。
それこそが、光。
それこそが、幸せの本質。
この世には、目に見える出来事よりもはるかに素晴らしい、目には見えないものが、たくさん溢れています。。
僕は子供の頃からとことん損な性分で、良かれと思って親身にやったことが誤解されたり怖がられたり嫌がられたり、いろいろです。
だけど、長いつきあいでそれをちゃんとわかってくれてる僕の妻ざわりんは、僕のことをすごい尊敬してくれてるの。彼女は若い頃、人間不信で、まともに口を聞けないような人だった。そんな彼女が世界ではじめて心を開いたのが、まさぼーだったから。。
人生は持ちつ持たれつ。だから、どんな理由があれ、自分の旦那さんのことを悪く言うような人は、僕は信用できません。自分が選んだ人なのだから、相手よりむしろ、選んだ自分にこそ問題があるはずだからです。それを棚にあげて、あたかも自分はまともで旦那さんにだけ問題あるような言い方をする人を、僕は「偽善者」だと思います。そして、そういった方は残念なことに、世の中にとても多いようです。
僕は思います。たとえ布団の中にいたって、闘っている人は闘っていると。そして、たとえ仕事ばかりしていたって、闘っていない人は闘っていない。
自分自身の課題から目を背けず、大きな敵にいつでも真正面から立ち向かうからこそ、たまにはリングにぶっ倒れることもあるでしょう。真剣勝負をするかぎり常勝チャンピオンなんて有り得ないのだから、それも当たり前。誠実さの証です。
挫折など知らないような顔をして生きている人は、きっと大切な何かを他人のせいにして置いてけぼりにしたまま、負けないふりをしているだけ。勝利に彩られたと思っていた人生が、その実、虚飾に満ち、実はたった一度の勝利すらないのです。
そんな人間をこそ、「本物の敗北者」と呼ぶべきではないでしょうか?。。
自分から逃げない人は、いつ何時、何をしていたって闘っています!
僕は明日、制服を返しに病院に行きます。そして、スタッフの皆さんに心ばかりのご挨拶をして…僕の小さな夢は、「ジ・エンド」です。
だけど…
終わりは、始まりだから。。
一つの夢が終われば、もう一つ。
光の下に生きる限り、僕たちは「神の子」。いつだって奇跡を呼べるはずです。傷だらけの僕は、そう信じて、また荊の道を行きます。
僕と同じく正面突破しか知らない、不器用で誠実な愛すべき同朋たちに、愛を込めて。。
NEVER GIVE UP!!
STAND AND FIGHT!!!

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