皆さんにはご心配をおかけしました。
まさぼーは、4月4日の深夜に妻ざわりんと談笑中、突然、左脇腹から背中の奥にかけて激痛に襲われ倒れ込みました。。
部屋に響くざわりんの悲鳴!「救急車!救急車、呼ばなきゃ!!」
あまりの痛みのため遠のく意識の中、まさぼーが最後に口にした言葉は…
「救急車呼ばなくていいから!呼んだらお金かかるから!!」でした(苦笑)。
そして…気がつけば、救急車の中(笑)。脂汗を流しながら深夜の救急病院に運び込まれた、まさぼー。
診断名は「尿管結石」。その痛みは、ドクターによれば、ガンより痛いとすら言われる代物らしく、道理で声も出なかったのも頷けます。
強力なモルヒネを肩に注射してもらい、帰り道はタクシーで。夜中に何度もぶり返す痛みと、最近自分の中に抱えていた漠然としたストレスから悪寒が走り、ダラダラと汗を流しながら、眠れない夜を過ごしました。
一夜明けて、ざわりん付き添いのもと、朝から再び病院へ。泌尿器科で診察を受けレントゲンを撮り、一週間ぶんの痛み止めをいただいて帰宅しました。たくさん汗をかいたぶん、どっと疲れが出て、その日は泥のように眠りました。
さて、まさぼーは以前から肝臓に軽い障害を持っていますが、今回撮影したレントゲンの結果によると、腎臓も軽く腫れているそうです。
スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんの著書によると、肝臓は「怒りの臓器」。怒りを溜め込んでばかりいると、肝臓に疾患があらわれやすくなるのだそうです。
そして腎臓はと言えば、「わだかまりの臓器」。腎臓は水分を代謝する働きをしています。水分をろ過し要らないものを排出する臓器です。だから、気持ちのわだかまりをうまく排出できない時に、腎臓にトラブルが起こりやすくなるのだそうです。
僕は、このところ確かに怒りやわだかまりの感情を抱いていました。
怒りは主に、今の社会や人に冷たい人々に対するもの。そしてわだかまりは、ブログでかつて知り合い友好的に交流していたにもかかわらず、突然手のひらを返したように僕やざわりんを小馬鹿にする態度をとった人々に対してです。
僕は子供の頃から変わり者で、人に馬鹿にされるのには慣れています。だけど、そんな僕だからこそ、僕を大事にしてくれた人々…妻ざわりんたちに対する感謝の気持ちを、忘れたことはありません。だから、そんな僕の大切な人を見下して馬鹿にされるのだけは、我慢ならなかったのです。。
実際に僕は、ブログで一悶着あった際に、めったに泣かない気丈なざわりんの涙を目にしました。
「まさぼーが馬鹿にされるのが悔しい…。私たちの気持ちが伝わらないのが悔しいよ…。」
そう呟くと、両目からポロポロこぼれ落ちた涙…。僕はそれを見て「たとえ僕が間違っていたとしても、こいつだけは絶対に間違っていない。」と強く思ったのでした。
そんなわだかまりの思いから、このところまるで霊に憑かれたかのように突然の悪寒に襲われることが多かった僕は、何らかの形で心身にたまった膿を流し出す必要があったのでしょう。それが今回の「尿管結石」であったのではないかと思います。
さて、どうにか痛みもようやく収まり、僕の体調を大変心配してくれていた岩手の赤いベレー帽・ナゴちゃんと、電話&メールでいろいろお話させていただきました。
ナゴちゃんとは本当に不思議なほどに波長が合うまさぼーは、みるみるうちに心と体がリフレッシュされてゆくのを、ありありと感じました。
人を傷つけるのが人なら、人を癒やすのもまた、人です。
カウンセリングの専門家でもなんでもないまだ若いナゴちゃんが、どうしてまさぼーをこうまで癒やしてくれるのかと言えば、それは二人の間に絆…信頼があるからです。
相手を「信じられる人」だと信じ、身も心も安心して委ねるから、まるで温かいお風呂にゆっくり浸かったように癒やされるのです。
だからナゴちゃんとまさぼーのメールや電話は、いつも笑顔が絶えません。ナゴちゃんには耳の痛いお話も数々させてもらってきたはずなのに、彼女は素直に耳を傾けて克服に取り組んでくれました。
そして彼女は今、お父さんをお手伝いするという立派な仕事を頑張りながら、夢であったバンドで歌うことも実現に近づき、そして何よりも愛すべき恋人にまで恵まれました。。
まさぼーの妻ざわりんはいつも、ただまさぼーの笑顔が見たくて、バイトから急いで帰って来ます。
「まさぼーと話すと癒やされる!」と、いつも彼女は笑顔でそう言います。
幸せなんて、そう難しいことではないのです。
いつもそこに笑顔があれば…それが幸せなのだから。。
僕たち夫婦にとって大切なもの。そして要らないもの。
この大変な痛みを伴う数日間は、あらためて僕に、それを教えてくれました。
◆ナゴの『GIRL'S 赤いベレー帽』
http://hello.ap.teacup.com/nagomi/

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