先日、私が今まで生きてきた中で体験した事もない、とても悲しい出来事がおきました。
落ち着いたら、少しづつ話す事が出来ると思います。
今回の出来事で、いろいろと考えさせられる事があり、気付かされる事がありました。
そのうちのひとつを書き留めておこうと思います。
何かを伝える事は、とても難しいと思います。
世の中の人すべてが、私と同じ心を持っていたら、どれだけ気楽に生きていけるだろうかと。
私は、くちべたで、伝えたい事をうまく言葉にする事が下手な所があります。
そのせいで、誤解を招いたり、相手を不愉快にさせてしまったりする事があります。
悪気はないのですが、結果、そうさせてしまうことがあります。
日本人なんでしょうね。
本音とたてまえの狭間で迷った末に、本当に伝えたい事を、言葉にせずにのみこんでしまいます。
ちょっとした事の行き違いや、感じ方の違いで出来た溝は、なかなか埋めるのは難しいです。
そんな事を、ぐだぐだ考えていた時期に今回の出来事が起きてしまい、正直、ダークサイドに引きずり込まれる寸前でした。
でも、悪運が強いと言うのか、第六感が働くと言うのか、ギリギリのところで、「おまえは、そんなにちっぽけな人間なのか!」と天の声を聴いたような気がします。
信じてもらえないかもしれませんが、一昨日、とても星のきれいな夜に家へ帰る途中に、この夜空を見せてやりたいなと思ったときに、アルマゲドンみたいな流れ星が落ちました。
本当ですよ。
五感を研ぎ澄まし、第六感を働かせ、ほんのささやかなメッセージを受け取れる状態を持ち続けようと思いました。
「人生はビスケットの缶」
「良いニュースは小さな声で語られる」
「良いことに見えて悪い結果を招く事、悪い事だけど良い結果をもたらす事」
「世の中には、良い事とそれほど良くない事しかない」
村上春樹さんの小説の登場人物が口にした言葉です。
深いです。
大きな物を犠牲にしてまで、伝えたかった事の意味を、これからいろんな状況に直面した時に、五感で感じ、ちっぽけな頭で考え、第六感を信じ生きていこうと思います。
まだまだ、未熟者です。
とてつもなく世界は広いです。
私の世界観のものさしを標準規格にしないといけませんね。
今日は、私の大好きな、この曲を聴いてください。

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